春はいい講師と巡り会うチャンス!~失敗しない講師の選び方

  • 2020.02.21
  • 受験情報

 

 

春は新年度がスタートする季節。学校以外の補助学習として、塾や家庭教師などを考えるご家庭も多いかと思います。そこで、今回は特に家庭教師の講師の選び方、また長く上手に続けて良い結果を出すためのポイントについてご紹介します。

 

CONTENTS:

1.国内小学生の補助学習の現状~増える学習費

2.そもそもいい講師とは?

3.いい講師に巡り会うにはなぜ春がチャンスなの?

4.講師選びで注意したいこと

5.失敗しない家庭教師選び

6.まずは体験してみよう

7.いい講師と良好な関係を続けていくための注意点

 

1.国内小学生の補助学習の現状~増える学習費

 

 

文部科学省は平成6年度より隔年で、子どもの学校教育やそれ以外の学習費として支出した1年間の経費の実態を公表しています。「平成30年度子供の学習調査」によると、学習費総額は、公立小学校で32万1千円、私立小学校で159万9千円となっていて、上図の通り、ここ10年間の6回に渡る総学習費の推移は、公立でほぼ横ばい、私立は増加傾向にあり、いずれも10年前と比べると増加していることが分かります。

 

 

次にその内訳を見てみると、上図の通り、公立・私立小学校における学校外活動費に占める「補助学習費」「その他の学校外活動費」の割合では、公立、私立小学校ともに学校外の学習費として、「補助学習費(自宅学習や学習塾、家庭教師などの経費)」の支出が最も多いという結果が出ています。

これらの結果は小学生の学年別のデータではないため、恐らく学年が上がるほど支出される額も大きく、また受験するか否かによっても、支出額は変わってくるのではないかと想像できます。

 

このように、学校の学習費以外にも必要となってくる補助学習費。どうせ支出するのなら、悔いのない使い方をしたいですよね。塾や家庭教師代も決して安くはない出費かと思いますから、できればいい講師に巡り会って良い結果を出したいものですよね。では、それにはどうしたらいいのでしょうか。

 

2.そもそもいい講師とは?

自分の子どもの指導はいい講師にして欲しい」とは、親として誰しもが考えることでしょう。しかし、「いい講師に出会う方法とは」や「いい講師とはどんな講師か」と聞かれるとなかなか即答は難しいと思います。

いい講師とは単に「難しい問題が解ける講師」、「何でもスピーディーに解ける講師」でしょうか。それだけではただ先生の「頭がいい」というだけで「教える」ということとはまた別問題です。では、「毎年難関校にたくさん合格させている講師」はどうでしょうか。確かに指導力はありそうですね。しかし、こちらも自分の子どもにとって最適な講師とは限りません。

そこで、お子さまにとっていい講師と出会い、良い結果を得るための講師の選び方長く続けるポイントなどをご紹介します。特にこれから家庭教師をお考えの方は、少しでもご参考にしていただければと思います。

 

3.いい講師に巡り会うにはなぜ春がチャンスなの?

 

 

春先のこの時期はいい講師に巡り会えるチャンスです!」という広告をよく見ないでしょうか。当セミナーでもよくそう述べていますし、それはもちろん根拠のある事実でもあります。

その理由の一つとして、この時期は今まで多くの受験生を指導してきた人気講師が受験終了により、それまで指導していた生徒の時間帯が空き、比較的時間に余裕ができるからということがあげられます。受験直前は追い込みで一人の生徒を週に複数回指導をすることもあり、受験前までは全く時間に空きがなかった超人気講師もこの時期だけは融通が利くようになります。

 

このようなことは親御さま同士の会話やネットの口コミなどでよく言われていることですので、当セミナーでも「この時期ならいい先生紹介してもらえますよね」や、講師を指名して「この先生、今なら空いていますか」などという問い合わせがよくあります。「この人よく知っているな」と驚かされるくらいです。そういう意味でも、今のこの春先は人気講師に指導してもらえるチャンスでもあることに違いはありません。早い者勝ち的なところもありますから、希望の講師がいる場合はなるべく早い方がいいでしょう。しかし、注意点もあります。Aさんにはとてもいい講師だったとしても、必ずしもBさんにとって同じようにいい講師であるとは限らないということです。

 

4.講師選びで注意したいこと

講師を選ぶとき、何を基準に考えるでしょうか。パンフレットやチラシ、ホームページに顔写真が載っている講師でしょうか。学歴や合格実績がいい講師でしょうか。確かに顔写真が載っている講師はよく写真の下に学歴や合格実績が書かれていたりもします。しかし、毎年難関校に合格実績のある先生がいい先生なのでしょうか。必ずしもそうとも限りません。

 

もちろん、会社側も自信のない講師の顔写真をわざわざ広く公表することはないでしょうから、ある程度は安心できる先生なのでしょう。ただ実績豊富な講師でも、人によっては顔写真を載せないでほしいと希望する先生もいます。他社とかけ持ちで講師をしていたり、元塾講師で現況を知られたくなかったり、単純にシャイで写真を拒むなど、掲載拒否をする理由はさまざまです。

 

それでは何を基準に講師を選んだらいいのでしょうか。それは何の目的で家庭教師を依頼するのかはっきりすることです。「志望校に合格させたい」、「成績アップさせたい」、「学校の授業についていかせたい」「塾のフォローをさせたい」「苦手科目を集中してやらせたい」「勉強好きにさせたい」などと理由はさまざまかと思います。講師選びはその目的に合った講師を選ぶのが一番です。ただ「人気がある講師だから」、「実績があるから」、「有名大学出身者だから」といった理由だけで選ぶのはおすすめできません。

 

5.失敗しない家庭教師選び

 

 

講師選びで何より大事なのは、他ならぬお子さま本人と講師との相性です。これまで多くの講師と生徒をみてきた経験からも、講師のことを「すごい先生だな」と尊敬できたり、「先生が来てくれるのが楽しみ」、「今度は先生にこれを質問しよう」などとお子さまが講師や学習に対して前向きな姿勢になっている時、成績はぐんぐん上がっていきます。逆に、今日は家庭教師の日で「面倒くさいな」、「嫌だな」、「先生がうっとうしい」などと思っていたら、できる勉強もできなくなってしまいます。当然同じ時間勉強しても、成績の伸び方は雲泥の差です。

 

特に家庭教師は1対1です。逃げも隠れもできないので、相性の悪い先生だとその時間は生徒にとっては地獄になってしまいます。そこに気づかず、「実績のあるいい先生なのだから、相性が悪いのはうちの子が悪いに決まっている」と無理やり決めつけて継続させても何もいいことはありません。人間対人間ですから、保護者やわれわれのような家庭教師センターが良かれと思って選考した実績のある講師が、その生徒にとって良い講師であるとも限りません。あくまでお子さま本人にとって相性のいい講師を選ぶことが大切なのです。

 

6.まずは体験してみよう

お子さまと相性のいい講師を見つけるには、やはり事前に体験してみることです。たいていは無料の体験授業ができるところが多いと思いますので、ぜひ体験してみてください。そこで講師と1対1での授業の空気感を感じてみて、「指導がわかりやすい」「質問がしやすい」「またこの先生に教えてもらいたい」と思えたら、それから正式に依頼するのがいいと思います。

 

ただ、無料体験授業を受ける際には、必ず確認していただきたいことがあります。体験授業の講師が実際の指導も継続して来てくれる講師かということです。「そんな当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、家庭教師センターによっては無料体験用のプロパガンダ的な講師というのがいて、契約後に別の講師になってしまうケースもあるそうです。これでは体験授業の意味がありませんので、注意してください。大事なのは、前述しましたように、講師とお子さまとの相性です。これから実際の授業を担当する講師で体験できなければ話になりません。これだけは最初にきちんと確認の上、体験授業を受けてみることをおすすめします。

 

もし「合わないな」と感じたら、別の講師でまた体験しましょう。これは当セミナーではできますが、できるところとできないところがあると思いますから、そこも事前に確認するのがいいでしょう。また、体験の時は相性がいいと思ってお願いしても、数回授業を受けていくうちに、「やっぱり合わないな」と感じることもあります。そういった場合に講師をチェンジできるかどうかも確認しておきましょう。

 

7.いい講師と良好な関係を続けていくための注意点

 

 

相性のいい講師と巡り会うことが何より大事だということはお分かりいただけたかと思いますが、もう一つ重要なことがあります。それは、家庭教師に対するNG行為を知るということです。せっかく相性のいい講師と巡り会っても、結果が出ずに長続きしないで終わってしまってはとてももったいないですよね。そこで、家庭教師に対して保護者がやらない方がいいと思う注意点をご紹介します。

 

◆授業中の口出し

よく耳にするのが、保護者が授業に入り、子どもに付きっきりで「それ違うでしょ」「さっきもやったじゃない」「そんなことも分からないの」とあれこれ口を出してしまうことです。どんな内容をやっているのか、ちゃんとやっているのか心配になるのは分かりますし、授業を見学していただくのも一向に構いません。しかし親があまり口出ししては、お子さまは親に怒られるのが怖いと委縮してしまい、理解できていないのに「分からない」と言えなくなったり、質問できなくなったりしてしまいます。これでは勉強になりませんので、授業中の口出しは控えていただけるようにお願いしたいです。

 

◆授業を見入る

先に述べましたように、時には授業を見学していただく分にはまったく問題ないのですが、できれば見て見ぬふりをしていただく方が理想です。親にじぃっと見られていると思うだけで子供は逆に集中できない場合もありますから、家事などをしつつ耳だけダンボにして内容を聞いていただくのがいいかと思います。

 

◆講師に本人の前で愚痴を言う

講師に「ぜんぜん努力しない困った子」「ダラダラしてばかりでだらしない」「うちの子は本当にアホで、この前も…」と、お子さまの前で本人の悪いところばかり次々と並べ立てる方がいらっしゃいます。しかし、当然本人はいい気もしませんし、そのように自分の悪口を言う親のことはもちろん、それを聞いている講師に対しても信用を失ってしまう可能性があります。また、せっかく高まってきたお子さまの学習意欲・モチベーションが下がってしまうことにもなります。お子さまの悩みや心配事など、講師に何かご相談したいことがある時は、別に連絡をとって言うようにしましょう。

 

◆過剰なおもてなし

家庭教師にはお茶出しくらいのおもてなしで十分で、それ以上のものは基本NGとされています。不必要なプレゼントや食事、プライベートのお誘いなどは避けるようにしてください。講師との関係性は、あくまで先生と生徒とその家族の関係であって、それ以上でも以下でもありません。それが崩れてしまうと、後々トラブルとなることもありますし、気が緩んで成績向上に繋がらなくなってしまう可能性も否めません。また、講師は時間で動いていますので、次の生徒との時間の関係もあり、せっかくおもてなしをしてくれているのに断りにくいと負担に感じてしまうことも多いのです。せいぜい授業前、または授業後にお茶を出し(授業の途中は集中力が途切れてしまうのでやめましょう)、その時に数分話しをする程度がベストでしょう。

 

 

以上、家庭教師を考えるにあたって、講師の選び方や上手に続けていくためのポイントをご紹介しました。

いい講師というのは万人にとっていい講師ではなく、その生徒にとっていい講師です。その意味でも多くの講師のスケジュールが比較的空きやすい春の時期は、いろいろなタイプの講師を検討することができ、条件に合った相性の合う講師と巡り会いやすいと言えるでしょう。多くの家庭教師センターで無料体験ができると思いますので、ぜひいろいろ試されてみてはいかがでしょうか。

 

 

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