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大学別合格対策(医学部)

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入試の傾向と対策

公式サイト「入学者選抜のねらい」より
医学科は、学びや諸活動の中で挑戦し続ける意欲あふれる人材や、多様な背景を持ち、さまざまな能力を有する人材を国内外から広く受け入れます。
そのために、これまでに培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。

各科目の入試の傾向と対策

外国語
試験時間・点数配分 試験時間:70分  満点:100点
【傾向】 大問5題での出題が続いており、英文和訳で記述式になっている大問が1題、ほかは選択式です。記述式の和訳はさほど難しい問題は出題されていないので、時間をかけずに解答することができるでしょう。
ただ、設問の設定に特徴があります。整序英作文で選択問題であっても不要な語句が含まれるなど、思い込みによるミスを誘発する設定になっています。
ほかは英文の内容真偽問題、文法構文の四択問題、発音問題、整序英作等です。いずれも基礎から標準レベルのものがほとんどですので、落ち着いて解ければ時間内に完答できるはずです。
ただ注意したいのが、読解問題のテーマが多彩だという点です。内容に不慣れでも惑わされることなく前後の文脈から冷静に意味を捉え、設問に答えていくようにしてください。
【対策】 毎年、出題形式に大きな変更が加えられることがなくパターン化しています。また、難易度も基本から標準クラスくらいまでで一定していますので、きちんと対策を講じることで基本的な対処はできると考えられます。
出題形式ごとに繰り返し演習しておくのは必須です。対策が取りやすい分、合格最低点が毎年やや高めになります。標準的な英文解釈問題集などを使って基礎的な問題は取りこぼすことなくきちんと解答できるように準備をしましょう。
基本的な文法知識を備えることが最も有効だと考えられます。応用レベルにまで達しなくても標準レベルの問題集で練習を積むことです。構文集に掲載される重要構文や慣用表現が比較的多く出題されているので、文法問題集や構文集を使って完璧に覚えるまでにしておきましょう。
数学
試験時間・点数配分 試験時間:90分  満点:100点
【傾向】 第1問は小問集合6問、第2問は標準レベルの混合問題が4問、第3問が微積分からの出題という傾向が続いています。大問1、2は答えを書くだけでよいのですが、大問3は記述です。難易度は比較的平易ですが、ここ数年は難化傾向にあり、予想を超える難問が登場しています。
大問3題に対して、制限時間が90分。標準的な問題が多いものの、計算問題などで時間をとられ面倒で手間のかかるものも少なくありません。
頻出分野は微分積分、場合の数・確率等。ほか、三角関数、数列、ベクトル、データの分析や整数も出題されています。
微積分問題での計算比重が大きく、特に記述式では部分点があるものの、より難しく感じる受験生も多いようです。設問を読んだ瞬間に捨てるべき問題と判断したなら先に進んでほかの問題をきちんとこなすことを考えましょう。
【対策】 問題を解くときは自分にとって解きやすいと思える問題から解いていくようにしましょう。また、解答用紙のスペースが狭いのも特徴。記述問題はできるだけ回答を簡潔にまとめ、計算等は計算用紙を使用するようにしてください。これには実際の書き方を事前に練習しておいたほうがよいでしょう。
基本クラスから標準レベルでの演習量を増やすために、標準的な問題集を中心に取り組むことで、より力が付きやすくなります。
特に計算問題やその処理能力を伸ばすための演習に時間を割いてください。間違えたり、解き方がわからなくなった問題も自力で解けるようになるまで何度も繰り返し演習することです。
例年頻出する微分積分分野は最重要ポイントです。基礎固めを早めに終わらせて計算練習も含めた標準問題集で万全の準備をするようにしてください。
物理
試験時間・点数配分 2科目
試験時間:120分  満点:200点
【傾向】 理科は選択式で2科目120分です。
物理は大問3題で構成され、うち2題は選択式の空所穴埋め問題になっています。文中の穴を順に埋めていくので、解答欄を間違えないようにしましょう。
出題分野は力学と電磁気学が頻出し、熱力学と波動も毎年どちらか1題は出題されています。熱力学からの出題が圧倒的に多数を占めています。
毎年大問1題で出題されている力学はテーマが分散されていますが、難易度がさほど高くないので、標準レベルの問題を想定してください。
電磁気学も毎年出題されますが、気体の状態に関するテーマを中心にグラフ等が与えられる問題が多く出ています。出題頻度は低いものの、波動も標準クラスの問題集等に出てくるクラスの問題が出されています。
【対策】 まずは教科書レベルの知識、語句の定義を確実にマスターするようにしてください。現象への理解と公式の導出がスムーズにできるようになること、図やグラフを用いた問いにきちんと答えられるようにすることが重要です。
教科書傍用問題集などで基本的知識の確認と公式への理解度を試してみるのもおすすめです。解けなくても、繰り返し基礎演習を積み重ねることで、問題と解法とのつながりが身につきます。
基礎知識に自信が持てたなら、標準問題の演習に入りましょう。公式の導出、現象と図・グラフとの関連など、解法が導出できないものはもう一度基本にかえって確認することが大切です。
仕上げの演習はやはり過去問でしょう。本番を想定して解いてみるのはもちろん、解きやすい問題、すぐに解けそうな問題から解いていく練習は必須です。
生物
試験時間・点数配分 2科目
試験時間:120分  満点:200点
【傾向】 大問5題構成で全問記述方式です。計算問題よりも用語の定義の説明や、説明文の正誤判断といった選択問題が多いのが特徴です。一問一答型の小問が集合するパターンも多くあるので、一つずつ素早く読み解いて時間をかけずに進めていくとよいでしょう。
図やグラフとの関連、実験問題や生体のしくみなどを組み合わせた問題構成です。実験についての説明文から結果や原因を考察するといった問題も散見されています。問題文や選択肢中の文字数が少なくなる傾向にあるので、読みやすく理解するのも早くできそうです。
内容は細胞と分子、代謝、生殖と発生などが頻出の分野ですが、最頻出は、生物の体内環境、動物の反応と行動、遺伝情報発現の単元です。恒常性や効果器、神経、受容器等からの出題が多く見受けられますが、植物や進化系など幅広い分野から満遍なく出題されています。
【対策】 教科書に沿った学習に着手することが第一段階です。基礎レベルの知識が定着するように、基本問題を中心にしたテキスト、問題集を用意してください。
インプットした知識をアウトプットできる形式のもの、それも一問一答で簡潔に構成されているものや、実験・模式図が問題のベースになっているものなど、入試傾向を意識した参考書や問題集がよいでしょう。
記述式での解答が求められますから、用語の正しい定義などはひととおり書けるようにしておきます。実験問題も多く見られ、教科書レベルの基本問題をしっかりとインプットして、定番となる問題は実験結果等を覚えてしまってください。
考察問題についても、実験内容と同様にグラフや表への理解を十分に深め、計算が求められる場合にも備えておく必要があります。
応用問題に進む場合は、単元に沿って知識が整理されたものを選ぶと自身の知識の確認になります。
化学
試験時間・点数配分 2科目
試験時間:120分  満点:200点
【傾向】 大問4題での出題です。空所補充や選択問題のはか、記述させるものもあり、設問によってさまざまです。また化学反応式や構造式、用語の説明も書くよう求められます。
理論化学、有機化学のさまざまな分野から出題されますが、特徴的なのは、無機化学が比較的多く出題されることです。特に元素と化学反応式を記述する問題はよく出されています。
また、高分子化合物の分野からも、糖やアミノ酸などが理論化学などにからめられて出題されています。最もボリュームの多い理論化学からは、中和や酸化還元、電池と電気分解など、多彩な問題構成です。
難易度は標準的な典型問題がメインですから、さほど難解な問題を想定する必要はないでしょう。ただし、問題の数は決して少なくはありません。過去問などを使って時間配分と問題の傾向をしっかりつかんでおくことが大切です。
【対策】 標準レベルの問題集を繰り返し解きながら、化学物質の構造と機能、用語や科学者名など、細かい知識についても抜けがないように準備しておきましょう。
まず手始めに教科書傍用問題集を完全にマスターしてください。自分の使いやすい教科書傍用問題集を選びましょう。解説を読まなくてもひととおり自分で解ききることができれば、基本段階はクリアです。
次に、手持ちの参考書などで用語の定義や化学反応式、構造式を正確に書けるようにしておきましょう。特に図説のあるものはきちんと理解できるようにしてください。
理論化学では計算問題を中心に問われた知識につき解答できるようにしておきます。有機化学、無機化学、高分子化合物についても教科書レベルの問題をきちんと理解することが重要です。

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