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入試の傾向

学費の値下げを敢行して依頼、難度、倍率ともに上昇しています。全科目を通じて入試標準レベル~上位国公立大学レベルが維持され、出題量の多さが特徴的です。
制限時間内に全問を完答することは難しく、平常心でより多くの問いにチャレンジするための準備が必要です。基本事項の深い理解度や、設問と解法がすぐに結びつく習熟度が全科目に求められています。

各科目の入試の傾向と対策

英語
試験時間・点数配分 試験時間:80分 満点:200点
【傾向】 マークシート方式の長文読解問題4題と自由英作文1題という出題構成が続いています。インタビュー形式の会話文の長文も出題されました。英文の内容は医療系や自然科学をはじめ、人文・社会系などの分野からも出題されます。
長文読解の設問方式は、内容一致、同義語や主題の選択、適文の挿入です。単語に難易度の高いものは少なく、特定のものは注釈付きになっています。自由英作文のみ指定のない自由解答で、指定語数もありませんので、より多くの語を用いて英文を書くことが得点の加算につながります。
自由英作文では「あなたが考える人生の成功は何か?」「2年間時間をさかのぼれるとしたら何をしたいか」「人間に最も重大な影響を及ぼした発明品」といったテーマが出題されました。
【対策】 80分間ですべてを解ききるためには、自由英作文にかかる時間を考慮して時間配分を考えなくてはなりません。長文問題のための読解力を備えることは必須です。素早く読み進めながら意味を把握していく力が備われば、設問の処理が同時に進められます。
標準レベルの単語を徹底的に身につけることは重要で、日本語訳と英訳のどちらからでも語彙をアウトプットできるところまで鍛錬を積みましょう。
また、句や節ごとに内容を把握していく訓練を積むため、読み、書くことに慣れたら声に出し音読することでさらに知識が定着します。一つの長文をいろいろなやり方で理解していくことを続ければ、英文を読むだけで意味が理解できるところまで到達するはずです。 この力は、自由英作文に十分効果を発揮するものですから、コツコツと積み重ねていくことをおすすめします。
数学
試験時間・点数配分 試験時間:70分 満点:100点
【傾向】 大問3問のうち2問がマークシート式で、1問は記述式で出題されます。難易度が高く問題量も多いので、70分間で解ききるにはかなりハードルが高いです。
主に、微分積分、図形と方程式、三角比・三角関数、ベクトル、2次曲線、複素数平面などから出題されます。図形の問題が頻出し、2次曲線などは融合問題がほとんどです。また、ことばの定義や公式の証明問題が出題されますので、正しい知識を広範に備えているかが問われます。
小問集合などは、誘導形式で出題されることが多いですが、誘導がないものでも過去問と似た傾向のものが出題されることがあります。ただし、設問の意図が分かりづらいものも多く、求められているものと解法とがすぐさま結びつくくらいの判断力が要求されているレベルの質と量です。
【対策】 まずは、教科書レベルの基礎を固め、計算力と処理能力を高めましょう。時間内に全問解答するには、設問を読みながら解答パターンが浮かぶくらいの刷り込みが重要です。その先には、数学IA、IIB、III各分野の入試標準問題に取り組み、定型解法を習得するようにしてください。微分積分の学習量を増やし、早めに数学Ⅲに着手して2次曲線などへの対応に備えましょう。
融合問題への対策としては、一つの問いについて複数の解法を身に着けることが重要です。演習問題を繰り返すなかで、自分の出した答えにフィードバックしてもらうような助力も必要になります。
数学用語や公式の正しい記述とその証明については、普段学習していく中でなんとなくわかっていても、意識的に正確な内容を記述する機会を設けたほうがよいでしょう。
物理
試験時間・点数配分 2科目選択 試験時間:120分 満点:200点
【傾向】 60分を割くとしても小問が全部で25問ほどあるので、1問2分ほどで解いていく換算です。時間内に全問を完璧に解ききるのは、かなり難しいことがわかります。
大問1は3部構成。小問7~10問ほどが集合する第1問は、力学、電磁気、熱力学、波動、原子など、幅広い分野から出題されます。問によって難易度にばらつきがあるものの、力学や熱力学、電磁気学からは頻出していますので、対策が必須です。
第2問は電磁気で、第3問は熱力学でした。標準レベルから難易度の高いものまで4~5問の小問で構成されていますが、計算量が多めです。
最後の記述を求められる大問4では、力学の標準的な問題が誘導方式で出されています。準備さえきちんとしておけば、十分対応できる質と量のレベルです。
【対策】 短い時間でより多くの問題を解答するためには、まず、基本の教科書をすみずみまで理解し、自分のものにしておくことが重要です。問われていることの意味や意図を瞬時に察知できれば、解くべき問題を峻別し、落ち着いて解くことができます。簡単な計算で終わるような問題は取りこぼすことないように、公式や法則、単位や次元、図表や写真などもインプットしておきましょう。
同時に、教科書傍用の問題集にしっかり取り組み、設問を見れば公式の導出や解法が確実に出るようになることを目標にしてください。現象とグラフや図の関係、公式の成り立ち等にも理解を深めながら進めると、より十分な知識として定着していくはずです。
過去問を用いた演習等では実際の試験を想定した時間配分などをシミュレーションしてみましょう。自分の現状の学習レベルを把握するうえでも有効です。
生物
試験時間・点数配分 2科目選択 試験時間:120分 満点:200点
【傾向】 問題量は標準的ですが、遺伝情報を中心に出題範囲が広いことが特徴です。マーク形式と記述形式に分かれ、記述問題では、遺伝子工学の実験が扱われています。 近年、実験考察問題が頻出する傾向にあります。実験考察問題は、実験手順やその意義、用語の定義などが正しく理解できているかを問う問題が出題されています。
細胞と分子の分野は出題頻度が増えており、呼吸と光合成については経路図やグラフの関係性について原理的・定量的な問いも多く見られます。遺伝情報の発現も頻出分野で、遺伝子組み換えや塩基配列の分析などで理解力が問われます。
生物の体内環境、動物の反応と行動の分野では、医学系でよく見る免疫や受容器、肝臓・腎臓等からの出題が多く、特に免疫でのハイレベルな知識が求められることも予想されます。
【対策】 生物基礎を中心に、教科書や入門書を読んで基礎理解を固めることが重要です。標準的な問題集を使い基礎的な事項をまず徹底的に覚えるようにしましょう。用語の定義をしっかりと押さえ、実験手順や意義などについても習熟することで、幅広い分野に対応できる力が備わります。
特に人体に関する知識は資料集などで強化しましょう。また、生物の集団や分類、進化の分野での出題も多く、計算問題にも対応できる力が求められます。
実験、考察問題については、標準以上の演習問題を用いて数多く解くことをおすすめします。問われていることの意図をいち早く理解するために、分野ごとに繰り返し理解を深めていく学習法が効果的です。
計算問題は、教科書某用問題集だけでなく、表やグラフの計算問題に触れておく必要もあります。記述問題は、中堅の国立医学部の過去問も演習材料として使って対策を講じてください。
化学
試験時間・点数配分 2科目選択 試験時間:120分 満点:200点
【傾向】 大問2問の構成で、大問1はマーク形式約30問、大問2は記述形式数問です。全範囲を網羅する形で出題されます。無機や有機の分野を絡めた理論中心の設問が主ですが、計算問題のボリュームが例年多くなっています。難易度は標準レベルでもボリュームが多いので、制限時間内での全問解答には、時短での解答の仕方を身に着けておく必要があるようです。
大問1は小問集合のほか、無機・理論・有機が平均的に出題されていますが、大問2は理論分野がほとんどです。化学結合と構造、固体の溶解度、電離平衡などは頻出しています。
また、大問1の数値計算は選択式ですが、大問2では途中式が問われるなど、有効数字での計算が要求されます。さらに、文章や図表から論述や計算式を問われ、描写問題に発展することもあります。
【対策】 問題のレベル以上に、量の問題にどう対処していくかを考えましょう。教科書レベルでの基礎知識や典型問題への解法を備えることはもちろん、標準レベルの問題にも瞬時に答えられる力が必要です。演習を繰り返すなかで、間違いを見直し、正しい解法についての指導を受けるなど、知識と最短解法の定着を強化していくことをおすすめします。
理論化学の問題は標準的ではありますが、原理・原則をきちんと理解して細かな設問の設定に対応できるようにしておきましょう。有機化学の分野は、構造決定の定番の流れを覚えて、基本的な知識を整理することが重要です。物質の性質や反応に関連する無機化学の定量問題や、高分子計算、アミノ酸やペプチドの推定の問題等に比重を置く学習を強化してください。
過去問演習への時間も十分にとって、弱点の補強、計算スピードの強化など、速さと正確性を高めることが重要なポイントです。

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