中学受験ラスト1ヵ月で絶対にやっておくべきこととは~失点を防ぐ勉強法とその心構え~

  • 2018.12.25
  • 受験情報

12月になると、至るところでクリスマスのイルミネーションが輝き、年の瀬も近づいて街中がなんとなく浮足立っているように感じます。そんななか、中学入試を控えている受験生はまったく別です。残り約1ヵ月。いよいよラストスパートです!

そこで、この時期に「絶対にやっておくべきこと」、「やってはいけないこと」など、受験の心構え失点を防ぐ勉強法をお伝えします!

 

この時期、絶対にやっておくべき3つのこと

 

1.しっかり朝型生活

夜間に行われる入試はありません。これまで夜型で勉強していた人は要注意です。朝は頭がボーッとして、昼になると眠くなり、夜になってようやくエンジンがかかるなんてことはありませんか。入試当日の夜になってから頭が冴えても意味がありません。今からしっかり生活のリズムを朝型にし、万全の体調で本番に臨みましょう。

 

できれば、受験校の時間に合わせて起床するよう習慣化しておくことをおすすめします。最低でも当日起きる時間と同じか、もしくはそれより早めに起きられるようにするのがよいでしょう。

 

2.受験校の下見

まだ一度も受験校に行ったことのない場合は、必ず一度は実際に足を運んでおいてください。できれば受験する時間と同じ時刻がいいですね。ドアツードアで実際何分かかるのか、電車の混み具合や、乗り換え方法などを事前にしっかり確認しておきましょう。当日になって乗り遅れたり間違えたりすると、小さなことでもパニックになってしまい、試験にまで響いてしまう可能性があります。

 

3.寝る前は得意分野

受験日が近づいてくると誰でも不安が大きくなるものです。そうすると必要以上に「できないこと」が気になってしまいがち。あれもできない、これもできないと、できないことばかりが見えて焦ってしまいます。これでは気持ちに負けてしまいますので、本来できることまでできなくなってしまいます。

そこで、おすすめなのが寝る前の10分間、計算や漢字など、サラッとできて達成感のある勉強をします。あるいは得意なものでもいいですね。できた感、やれた感が持てて気持ちが前向きになれる勉強です。それで一日を終えることができると、気分のいい状態のまま寝ることができるので、寝つきもよく翌朝もスッキリ目覚めることができますよ!

 

 

この時期、やってはいけないこととは

◆イベントに流されない!リズムが大事!

受験生にはクリスマスも正月もありません。1、2日くらいいいだろうと勉強しなかったり、夜更かししてしまったりと、一度リズムを崩してしまうとそれを取り戻すのはたいへんです。受験までは決まった時間に起き、決まった時間に寝るようにして、生活のリズムを崩さないことが大切です。

また、いよいよ本番間近と焦るあまり、根を詰めて夜遅くまで勉強するのも避けた方がいいでしょう。睡眠不足で体調を崩しては元も子もありません。

 

そこで、お願いしたいのがご家族の協力です。この時期は楽しいテレビ番組もたくさんやっていますが、大きな音でみなが楽しく笑いながらテレビを観ているなか、1人だけ勉強を強いられるのは辛いものです。孤独を感じ、鬱々とした気持ちになってしまうかもしれません。観たい番組は録画して塾に行っている間に観るなどして、本人の勉強時間中はなるべく静かにしてあげてください。

 

◆部屋にこもりっぱなしは要注意!カラダを動かそう

自室で必死に勉強するのはよいことではありますが、こもりっぱなしはよくありません。視野が狭くなり、下ばかりみてしまうようになってしまいます。時には気分転換カラダを動かすことも大事です。運動をすると脳の血流が増え、思考力や集中力が飛躍的に高まると言われています。家の周りを軽く1周散歩してみたり、家の中で大きくカラダを動かすだけでもだいぶ違います。ストレッチや深呼吸だけでもいいので、自室から出て、少しカラダを動かしたり家族と会話をしたり、適度なリラックスタイムを意識してもつようにしましょう。ただし、ジョギングやサッカーなど、本格的にスポーツするのはNG。疲れて勉強ができなくなってしまいますので注意しましょう。

 

本番で確実に失点を防ぐ勉強法!

中学入試は学校のテストと違い、100点を目指すテストではありません。学校により基準は異なりますが、7割程度で合額最低点に届くところがほとんどですので、全て解こうと思わずに「解ける問題を確実に解き、分からない問題は最悪捨ててもいい」くらいの開き直りも必要です。

 

例えば、算数の「旅人算」が苦手で分からないのに、入試にその問題が出てしまった場合、どうにか解こうとずっと悩んでいても時間の無駄です。それなら他の解ける問題を確実に解く方が十分に合格点に届くでしょう。

 

国語の漢字や理科、社会などの暗記分野においては、この時期よくあるのが、一通り覚えたからあとはテキストを流し読みしてサラッと復習しておけばいいくらいに思ってしまうことです。しかし、やはり書いて覚えるようにしなければいけません!言葉の読みや字づらだけを何となく覚えているだけで、本番で書けないということも多々あります。

 

つまり、「解ける問題を確実に解く」とは、「解ける問題で不必要な失点をしない」ということです。それではラスト1ヵ月、具体的にどう勉強したらよいのでしょうか。

      ↓↓

◆直前にやるべき、教科別ワンポイントアドバイス◆

 

【算数】入試までは毎日欠かさず10分程度の計算演習をする。その際は時間を計り、時間内に正確にできる訓練をすることが必要!

【国語】漢字の採点は細かくされるので注意が必要。続け字や略字はNG、ハネの有無なども見られる。一つ一つ正確に書く癖をつける!

【理科・社会】書いて覚える習慣をつける!

もうあと1ヵ月ではなく、まだ1ヵ月あります。

まだまだ伸びます!

体調管理はしっかりと、

最後まで諦めずに頑張りましょう!!

 

 

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