2020年中学入試の傾向と対策!!~大学入試改革を見据えた令和初の中学入試を徹底予測!

  • 2019.09.25
  • 受験情報

 

 

令和元年も残り3ヵ月。年が明ければ、いよいよ令和初の中学入試が始まります。

2021年入試から始まる大学入試改革に伴い、2020年の中学入試でも教科横断型と言われる教科のボーダーレス化がますます進むと予測されています。そこで、2020年の中学入試の出題傾向を徹底予測!その傾向と対策を教科ごとに詳しく解説いたします!

 

CONTENTS:

1.国語

2.算数

3.理科

4.社会

5.まとめ横断型入試に家族で対策を!

 

1.国語

 

 

 

◆図表の読み解き

他教科同様、国語も国語力はもちろん必要ですが、それだけでは難しい内容になると予測されています。国語であるにも関わらず、理科や社会で出題されるような表やグラフなどの図表から、数値や内容を読み解くような問題が出ると言われています。文章を読み解く読解力とはまた少し違い、算数的な要素も含みますので、このような問題が出る場合もあることを意識しておきましょう。

 

◆記述問題の増加

これまでよくあったような答えを選ぶ選択問題が減り、答えを「30字以内や50字以内で書きなさい」というような記述問題が増えると言われています。書くことに慣れていないと本番で慌ててしまい、とても時間がかかってしまいますから、まだ対策が出来ていない場合は塾や家庭教師の先生に相談した方がいいでしょう。

 

◆長文の傾向

これまでの国語の長文問題というと、物語文や説明文が問題文として選ばれていましたが、2020年は、回覧板、掲示板、商品取扱説明書、学級会の話し合いの会話文など、実際の生活で使用されるような文章も出題されると予測されます。物語文や説明文で学習した読解のテクニックでは通用しない場合もありますので、注意が必要です。

 

2.算数

 

 

 

◆解答に導く過程を重視

2021年の大学入試改革で、数学も考える力に重点を置くようになったため、中学入試にもそれが反映されるようになりました。これまでのように解答さえ正しければいいということではなく、解いていくその過程を重視する傾向にあります。これまでヤマカンでなんとなく書いた答えが、たまたま正解したということもなくはなかったのですが、これからはそうはいきません。解答だけでは点数がもらえない可能性が高く、逆に途中式が間違っていなければ、答えが出ていなくても部分点がもらえるようになります。大切なのは、その答えに至るまでの考えの道のりが分かっているか否かということです。

  ↓↓

なかには頭の中だけで計算し、途中式を書かないお子さまもいます。面倒というのもありますが、式をたくさん書くことがかっこ悪いなどと感じている場合もあります。もしお子さまにそのような癖がついてしまっている場合は、とにかく一度途中式を書くようにさせてください。そして書けたら、「すごいね。よくこんなに考えられているね」などとたくさん褒めてください。そうして本人にたくさん式を書いた方がかっこいい(すごい)と思わせるのがポイントです。途中式をきちんと書く癖をつければ、点も取れますし、頭の中で計算するより確実にミスも減りますから、ぜひ書かせるようにしてください。

 

◆年号を使った問題

毎年、年号の数字に関係する問題がよく出題されます。つまり、次は「2020」に関する問題が出題される可能性が高いものと思われます。

そこで、2020を分解(素因数分解)するとどうなりますか?

  ↓↓

2×2×5×101

となります。ですから、問題文や途中の計算の中で「101」という数字が出てきたら、「2020」に関係しているかもしれないと考えてもいいでしょう。

 

◆必要以上に長い問題文!

問題文が国語並みに長いものがあり、それだけでも文章を読むことが苦手なお子さまにはプレッシャーに感じて動揺してしまいます。数値やキーワードも問題とは関係のない不必要なものが入っていたりしますので(いわゆる「ひっかけ」)、自分で必要な情報をピックアップし、取捨選択しなければなりません。全ての用語や数値を拾って計算しようとすると、とんでもないことになったりしますから、算数であっても国語力が試されるようなこともあることを認識しておきましょう。

 

3.理科

 

 

 

◆図表と記述問題

表やグラフ、図や画像などが問題に含まれていて、かなり長い問題だと感じてしまうかもしれません。その上、その表やグラフから何が読み取れるのかを文章で記述させたり、あるいは表やグラフを書かせたり計算させたりと、国語力や算数力が必要だったりする問題も近年増えています。

理科の実験問題も、こういう実験をしたらどうなりますかという単純な問題だけでなく、なぜこういう実験をするのか、なぜこうしてはいけないのかなどを記述させる場合もあります。

つまり、答えが分かるだけでは不十分で、図表などをいかに上手に活用できるか、実験結果を経て何が分かるかなど、文章できちんと表現できることが必要となってきています。

 

◆気象などの時事問題

社会では当たり前に出題される時事問題ですが、理科でも出題される傾向にあります。例えば、ブラックホールの撮影や小惑星のリュウグウ、温暖化、IPS細胞、北九州や関東の台風被害など理科に関係する2019年に話題となった時事ネタから出題される傾向があります。最近で言えば、「アマゾンの森林火災」で、広大な面積の森林が焼失しました。それによってどういう影響があるかを記述させるといったような問題もあるかもしれません。もちろん小学生が答える問題ですから、専門的な部分まで細かく知っておく必要はないですが、簡単な説明くらいはできるようにしておいた方がいいでしょう。

 

4.社会

 

 

 

◆やっぱり記述!

毎年、歴史、地理、公民、時事の4分野が出題されています。だいたい歴史、地理、公民は毎年さほど内容や難易度に変わりはありませんが、これまでは選択問題だったものが、記述問題に変わっていく傾向にあります。単に人物名や出来事を知っているだけではなく、それによってどんなことが起こったかを書かせるなど、記述問題が増えてきています。

 

◆ポイントは時事問題

キーとなるのが時事問題です。これは毎年必ず変わりますので、過去問を解いても仕方がありません。日ごろからニュースや新聞などで、社会の動きに注目しておくのが良いでしょう。

2020年の入試問題として特に意識しておくべきなのが、「東京オリンピック・パラリンピック」「ラグビーワールドカップ日本開催」「天皇陛下の退位と即位」「元号(年号)、平成から令和へ」「参議院議員選挙・統一地方選挙」「18歳選挙権」「米中、日中、日韓関係」などです。それらについて、きちんと文章で述べるだけでなく、どういった影響があるかまで説明できるようにしておくのがいいでしょう。

 

5.まとめ~横断型入試に家族で対策を!~

 

 

 

◆横断型が進む2020年入試!

冒頭でお伝えしたように、2021年の入試から実施される大学入試改革により、中学入試の出題傾向も教科横断型と言われる教科ボーダーレス化が進むと予測されています。

国語でありながら理科や社会の知識が必要だったり、算数なのに国語力が必要だったり、理科なのに算数力がないと解けなかったり、社会では文章力が問われたりと、教科の境界がなくなってきています。

 

◆時事問題対策は家族の団らんが最適!

時事的な問題も多くなっていますので、塾でも教えてくれるとは思いますが、やはり日ごろから頻繁にご家庭で話をすることをお勧めします。食事中にでも、ご家庭で時事ネタを話す習慣がつけられるといいですね。ポイントは、お子さまが「それ知っているよ、〇〇ということでしょ」と言えば、「すごいね。よく知っているね」と大いに褒めてあげることです。そうすると、ますます喜んで時事問題に興味を持つことでしょう。

 

◆傾向と対策がよく分からなかったら?

混迷する来年度の大学受験が中学受験にもかなり影響を及ぼしていることは間違いありません。今回お話ししたことは、あくまで教科ごとの一般的な傾向と対策です。学校によってそれぞれ違いますので、受験する各校の傾向と対策を最優先に行ってください。

分からないことや不安なことがあったら、一度受験のプロに相談してみてくださいね。

 

 

 

 

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浅田ゆうき先生

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