よく出る国語の問題【ことわざ編】

  • 2021.03.10
  • 受験情報

 

 

漢字やことわざは入試にもよく出題されますし、大人になっても教養として知っていると役立ちますよね

そこで、今回はよく出る国語の問題として、動物など生き物の漢字が入ったことわざを出題します。

 

【問 題】

次のカッコ内①~⑫には、それぞれ生き物の漢字一字が入ります。

当てはまる漢字を下記のア~ソから選びなさい。

 

・(①)の威を借る(②)

・(③)で(④)を釣る

・ 生き(⑤)の目をぬく

・(⑥)が西向きゃ尾は東

・(⑦)口となるも(⑧)後となるなかれ

・(⑨)心あれば水心

・(➉)百まで踊りを忘れず

・ 窮(⑪)(⑫)をかむ

 

ア.象 イ.虎 ウ.馬 エ.牛 オ.狐

カ.兎 キ.犬 ク.猫 ケ.鼠 コ.魚

サ.鯛 シ.蝦 ス.鶏 セ.雀 ソ.蛇

 

 

 

 

【解 答】

上記の問題の解答は以下の通りです。

・(イ.)の威を借る(オ.

-----他の権勢に頼って威張る小人 (しょうじん) のたとえ。

 

・(シ.)で(サ.)を釣る

-----少しの元手または労力で大きな利益を得ることのたとえ。

 

・ 生き(ウ.)の目を抜く

-----生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく物事をする。油断のならないさま。

 

・(キ.)が西向きゃ尾は東

-----当然であること。また、それをことさらめいていう言葉。

 

・(ス.)口となるも(エ.)後となるなかれ

-----大きな団体で人のしりについているよりも、小さな団体でも頭 (かしら) になるほうがよい。

 

・(コ.)心あれば水心

----相手が好意を示せば、自分も相手に好意を示す気になる。相手の出方しだいでこちらの応じ方が決まること。

 

・(セ.)百まで踊りを忘れず

-----雀は死ぬまで飛びはねるくせが抜けないように、人が幼い時に身につけた習慣は、年をとっても直らない。

 

・ 窮(ケ.)(ク.)を噛む

-----追いつめられた鼠が猫にかみつくように、弱い者も追いつめられると強い者に反撃することがある。

 

いかがでしたか。小学生には難しい漢字もあったと思いますが、ことわざは覚えておいて損はありません。漢字だけでなく、意味もわかるようにしておきたいところです。

他にも動物に関することわざや慣用句がたくさんあるので、これを機に調べてみてくださいね。

 

 

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