直前チェック‼入試によく出る問題★時事編

  • 2022.01.06
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  • 受験情報

 

 

 

今回は2022年の入試に出題されそうな時事問題に挑戦です!

 

【問題】

次の文章の空欄①~⑲に当てはまる言葉として正しいものをそれぞれ選びなさい。

 

1.東京五輪大会前には、( ① )的な発言や表現活動を理由に関係者の辞任・交代が相次ぎ、日本社会における「( ② )の欠如」を浮き彫りにした。

 

ア.個性  イ.革新  ウ.差別  エ.画一性  オ.持続可能性

カ.不可逆性 キ.多様性

 

 

2.大雨のもとになる積乱雲が次々と発生して帯のようになる気象現象を( ③ )という。

ア.大気光学現象  イ.超高層雷放電  ウ.線状降水帯  エ.フェーン現象

 

 

3.2021年、( ④ )についての研究分野を世界に先駆けて切り開いた( ⑤ )さんが「ノーベル物理学賞」を受賞した。

 

ア.気候変動(温暖化)予測  イ.リチウムイオン二次電池  ウ.IPS細胞

エ.免疫チェックポイント阻害因子  オ.山中伸弥  カ.本庶佑  キ.吉野彰

ク.真鍋淑郎

 

 

4.2021年に登録された世界遺産を所在する都道府県として正しいものをすべて選びなささい。

 

ア.北海道  イ.秋田  ウ.宮城  エ.群馬  オ.東京

カ.静岡  キ.三重  ク.奈良  ケ.大阪  コ.広島

サ.長崎  シ.鹿児島  ス.沖縄

 

 

5.厚生労働省が発表した2021年の統計によると、1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示す( ⑥ )は、( ⑦ )と前年からさらに低下した。

 

ア.女性生涯出産率  イ.人口動態統計率  ウ.合計特殊出生率

エ.1.26  オ.1.34  カ.2.13  キ.5.10

 

 

6.アメリカの( ⑧ )大統領が、米同時多発テロから20年を節目として米軍を( ⑨ )から撤退させ、大混乱となった。

 

ア.ジョー・バイデン  イ.ドナルド・トランプ  ウ.バラク・オバマ

オ.イラン  カ.イラク  キ.アフガニスタン  ク.パキスタン

 

7.EU規制当局は、3回目のワクチン接種「( ⑩ )接種」について、2回目までとは異なるワクチンを打つ「( ⑪ )接種」の方がより高い効果が得られると指摘した。

 

ア.追加   イ.交互   ウ.ブースター   エ.任意    オ.予防

 

 

8.日本の感染症の歴史として、感染症とそれに関連する出来事や人物として正しい組み合わせになるように表の空欄を埋めなさい(ただし、選択肢の使用は1度のみとする)。

 

時代

出来事

感染症

人物

奈良

大仏

⑫

⑬

平安

⑭

疫病

清和天皇

江戸

⑮

麻疹

徳川綱吉

江戸

花火大会

⑯

⑰

明治

ネズミの買上げ

⑱

⑲

 

ア.コレラ  イ.ペスト  ウ.ポリオ  エ.天然痘  オ.薬師の変

カ.都の遷都  キ.祇園祭  ク.生類憐みの令  ケ.目安箱  コ.徳川家康

サ.徳川家光  シ.徳川吉宗  ス.聖武天皇  セ.後醍醐天皇  ソ.明治天皇

タ.北里柴三郎  チ.志賀潔  ツ.野口英世

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

  ↓

【解答と解説】

 

 

 

全20問、1問各5点(問4は4つ全て答えて5点)の計100点で計算してください。

 

1.東京五輪大会前には、(①→ウ.差別)的な発言や表現活動を理由に関係者の辞任・交代が相次ぎ、日本社会における「(②→キ.多様性)の欠如」を浮き彫りにした。

 

※東京2020大会のビジョンは「多様性と調和」でしたが、開会式直前に、式典楽曲の一部を担当者が過去に障害者いじめに関わっていたとして辞任。同じくショーディレクターが過去にナチスによるユダヤ人の大量虐殺をお笑いのネタにしていたとして解任され、「多様性の欠如」を問題視する声が全世界で上がりました。

 

 

2.大雨のもとになる積乱雲が次々と発生して帯のようになる気象現象を(③→ウ.線状降水帯)という。

 

 

● アの「大気光学現象(大気光象)」とは、 大気中の成分や水滴、氷晶等を通して光が変化を起こすことで生じる現象。

● イの「超高層雷放電」とは、成層圏以上の層で起こる放電・発光現象。対流圏の雷と対になって起こる。

● エの「フェーン現象」とは、気流が山越えをして降下する風下側のふもとでは、乾燥して気温が高くなる現象。

 

3.2021年、(④→ア.気候変動(温暖化)予測)についての研究分野を世界に先駆けて切り開いた(⑤→ク.真鍋淑郎)さんが「ノーベル物理学賞」を受賞した。

 

 

● 山中伸弥(ノーベル生理学・医学賞)……IPS細胞

● 本庶佑(ノーベル生理学・医学賞)……免疫チェックポイント阻害因子

● 吉野彰(ノーベル化学賞)……リチウムイオン二次電池

 

 

4.2021年に登録された世界遺産を所在する都道府県として正しいものをすべて選びなささい。

 

ア.北海道  イ.秋田  シ.鹿児島  ス.沖縄

 

※2021年7月、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産委員会の勧告で、日本からは2件が世界遺産に登録されました。「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の自然遺産と、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の文化遺産として登録されました。

 

 

 

 

5.厚生労働省が発表した2021年の統計によると、1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示す(⑥→ウ.合計特殊出生率)は、(⑦→オ.1.34)と前年からさらに低下した。

 

※近年、日本の出生率は低下傾向で、2020年に国内で生まれた子どもの数は、84万835人で、統計がある1899年以降で最少となり、合計特殊出生率は1.34と前年からさらに低下しました。2019年の世界の合計特殊出生率ランキングにおいて、日本の順位は100位台後半であり、世界の中でも特に出生率の低い国の一つと言えます。

 

日本の合計特殊出生率が最低を記録したのは、2005年。この年の数値は1.26で、政府の少子高齢化対策が充実し、その後はやや上昇傾向に転じましたが、ここ数年はまた下降に転じています。

出生数が大幅に増えたのは1940年代後半と1970年代前半。いわゆるベビーブームと呼ばれる時期で、出生数は2,000,000人を超えていました。1940年代後半の合計特殊出生率は4を超えていましたが、その後経済発展が進むとともに、急激に低下しました。

 

1925年……5.10

1970年……2.13

2005年……1.26

2021年……1.34

 

 

6.アメリカの(⑧→ア.ジョー・バイデン)大統領が、米同時多発テロから20年を節目として米軍を(⑨→キ.アフガニスタン)から撤退させ、大混乱となった。

 

※アメリカ大統領選で勝利した民主党のジョー・バイデン氏が、前トランプ政権の政策とは逆に国際的な条約・協定への復帰など国際協調へ急転換する動きを見せました。また、2001年の米同時多発テロから20年を節目として米軍がアフガニスタンから撤退。しかし、イスラム原理主義組織タリバンがかつての勢力を盛り返して暫定政権を樹立。撤退行動の中で犠牲者が出るなど大混乱となりました。

 

7.EU規制当局は、3回目のワクチン接種「(⑩→ウ.ブースター)接種」について、2回目までとは異なるワクチンを打つ「(⑪→イ.交互)接種」の方がより高い効果が得られると指摘した。

 

※ブースター(booster)とは、「増幅器」「(薬の)効能促進剤」などを意味します。規定回数を超える接種(3回目)を「ブースター接種」と呼び、低下した免疫を再び高める効果が期待されています。

また、3回目の接種は、1・2回目と異なる製品を打つ「交互接種」が認められています。

 

8.日本の感染症の歴史として、感染症とそれに関連する出来事や人物として正しい組み合わせになるように表の空欄を埋めなさい(ただし、選択肢の使用は1度のみとする)。

 

時代

出来事

感染症

人物

奈良

大仏

⑫→エ.天然痘

⑬→ス.聖武天皇

平安

⑭→キ.祇園祭

疫病

清和天皇

江戸

⑮→ク.生類憐みの令

麻疹

徳川綱吉

江戸

花火大会

⑯→ア.コレラ

⑰→シ.徳川吉宗

明治

ネズミの買上げ

⑱→イ.ペスト

⑲→タ.北里柴三郎

 

ア.コレラ  イ.ペスト  ウ.ポリオ  エ.天然痘  オ.薬師の変

カ.都の遷都  キ.祇園祭  ク.生類憐みの令  ケ.目安箱  コ.徳川家康

サ.徳川家光  シ.徳川吉宗  ス.聖武天皇  セ.後醍醐天皇  ソ.明治天皇

タ.北里柴三郎  チ.志賀潔  ツ.野口英世

 

※2021年度中学入試では、社会と理科を中心に「新型コロナウイルス」に関する問題が多く出題されました。特に社会では、日本の感染症の歴史に関連する問題が出題されました。

 

日本の感染症の歴史は、奈良時代に大仏が建立された背景に天然痘の大流行があったことや、平安時代に疫病が流行した京都で厄をはらおうとしたのが祇園祭の始まりであったこと、歴代徳川家の中で唯一「疫病」で亡くなった将軍は徳川綱吉で、成人麻疹で亡くなりました。

 

享保の徳川吉宗の時代には、大飢饉とコレラの流行に見舞われ、死者を供養する法会として、花火を打ち上げました。これが隅田川の花火大会の始まりと言われています。明治時代にはコレラやペストなどが流行しました。明治以降に活躍した北里柴三郎(ペスト菌の発見)、志賀潔(赤痢菌の発見)、野口英世(黄熱病)ら3人の細菌学者に関する問題も多く出ているので、しっかり覚えておきましょう。

 

 

いかがでしたか。やや難問も含まれているので、100点満点は難しかったかもしれませんが、もし似たような問題が出たらラッキーですね!

受験のためだけでなく、今後も世の中の出来事に関心をもって自分なりの考えが述べられるようにしていきましょう。

 

 

 

 

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