【最新版】六甲学院中合格への道!2022年入試からみる2023年の対策

  • 2022.06.13
  • 受験情報

2022年の中学入試から、今回は兵庫県有数の中高一貫男子校である六甲学院中学校について振り返ります。今年度の受験データを細かく分析各科目の傾向やポイント、2023年の対策等について徹底解説いたします!

 

CONTENTS:

1.六甲学院中入試の特徴

2.2022年の入試データ

3.六甲学院中志望者の受験日程パターン

4.大手塾別合格者数

5.科目別成績データ

6.2022年入試からみる科目別の傾向と対策

7.まとめ~六甲学院中合格への道~

 

1.六甲学院中入試の特徴

六甲学院中の入試は統一入試日の午前にA日程入試、中2日空いて4日目の午前にB日程入試が行われ、2回のチャンスがあります。A日程入試は国語・算数・理科の3教科、B日程入試は国語・算数の2教科受験となります。

 

試験時間と配点はA日程が国語と算数が各60分150点、理科が50分100点計400点満点で判定します。B日程は国語と算数が各60分150点、の計300点満点で判定します。

 

A日程入試は、当然六甲学院を第一志望に考えている受験生がほとんどです。一方、B日程入試はA日程で六甲学院に合格できなかった受験生の他に、灘・甲陽・大阪星光学院・須磨学園等を第一志望に考えていた受験生の併願校にもなり、A日程入試と比べ、毎年かなりハイレベルな戦いとなります。

 

募集人数もA日程が145名に対しB日程は40名ですから、六甲学院中を第一志望に考えているなら、何としてもA日程で決めたいところです。

 

2.2022年の入試データ

<人>

  募集人員 志願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
A日程 145 279(+27) 253(+18) 167(+3) 1.51(+0.08)
B日程 40 507(+32) 240(+22) 156(+30) 1.53(-0.19)

※(  )内は昨年比

 

六甲学院中の2022年入試は昨年と比べ増加したように見えますが、一昨年2020年のA日程入試が、志願者数、受験者数ともに大きく増加し、昨年の2021年は反動で大きく減少したので、今年はほぼ例年並みの人数に戻っていると言えるでしょう。

 

B日程についても昨年に比べ増加はしましたが、昨年がたいへん少なかったため例年に比べるとやや少なめでした。

今年のB日程の合格者は、例年よりもかなり多い結果となりました。過去10年間を見ても実質倍率は最低となり、例を見ない広き門となりました。

 

3.六甲学院中志望者の受験日程パターン

六甲学院中志望者の受験日程パターンを表したものが下記の表です。

前受け校 ・岡山白陵(岡山) ・岡山(岡山) ・愛光学園(愛媛)
1日目1/15(土) 2日目1/16(日) 3日目1/17(月)
<午前>
六甲学院A(兵庫)

<午後>
・滝川(兵庫)
・滝川第二(兵庫)
・須磨夙川(兵庫)
・清風(大阪)
・明星(大阪)
・甲南(兵庫)
<午前>
・須磨学園(兵庫)
・淳心学院(兵庫)
・明星(大阪)
・雲雀丘学園(兵庫)

<午後>
・須磨学園(兵庫)
・高槻(大阪)
・三田学園(兵庫)
・甲南(兵庫)
・淳心学院(兵庫)
・須磨夙川(兵庫)
・滝川(兵庫)
・清風(大阪)

【4日目以降(1/18~)】
六甲学院B(兵庫)
・神戸大附属(兵庫)
・関西学院(兵庫)
・三田学園(兵庫)
・甲南(兵庫)

 

六甲学院を第一志望に考えている受験生の併願先としては、統一受験日前に前受けとして、岡山、岡山白陵、愛光などを受験し、統一受験日初日午前の六甲学院に臨みます。同日午後入試に臨むのであれば、滝川、滝川第二、須磨夙川、清風、明星、甲南などを受験します。

 

六甲学院中A日程の合格発表は2日目の午前11時ですから、2日目の午前までは受験することになります。2日目の午前は須磨学園、淳心学院、明星、雲雀丘学園などを受験し、終了後六甲学院Aの合否を確認することになるでしょう。

 

合格していればそれで終了ですが、そうでなければ、2日目の午後に須磨学園、高槻、三田学園、甲南などを受験します。3日目には淳心学院、須磨夙川、滝川、清風などを受験し、4日の六甲学院B日程に臨みます。

 

ただし、先ほど述べましたように、B日程はたいへんハイレベルな戦いとなりますので、回避して神戸大附属、関西学院、三田学園、甲南などに臨んだ受験生も少なくありませんでした。

 

4.大手塾別合格者数

関西大手進学塾の六甲学院中合格者数は多い順に下記の通りでした。

<人>

浜学園 日能研 馬渕教室 希学園 進学館
123(+29) 66(-4) 64(+10) 33(+6) 19(-7)
能開センター 第一ゼミナール 久保塾 SAPIX 若松塾
11(+5) 11(±0) 5(±0) 4(-2) 2(±0)

※(  )内は昨年比

一昨年2020年は大きく減少した浜学園でしたが、昨年今年と2年連続大きく増加し、再び100名を超えてきました。

 

昨年20名以上減少した馬渕教室も、今年は10名増加と持ち直してきており、再度合格者数2位の座も見えてきました。兵庫県に強い進学館はここ数年増減を繰り返しています。今年減少しましたので来年は増加が期待できるかもしれません。

 

5.科目別成績データ

六甲学院中入試合格者の各教科の平均点受験者平均点との差を表したものが下記の表です。

 

【A日程入試】

(  )内は昨年比 <点>

科目 受験者平均 合格者平均 合格者平均との差
国語 90.7(+5.1) 96.4(+5.3) 5.7 (+0.2)
算数 73.8(+7.7) 85.5(+9.2) 11.7 (+1.5)
理科 47.7(-6.5) 53.6(-5.6) 5.9 (+0.9)
A日程合計 212.2(+6.2) 235.5(+9.0) 23.3(+2.8)

(※国語、算数は各150点、理科は100点の合計400点満点)

 

【B日程入試】

科目 受験者平均 合格者平均 合格者平均との差
国語 92.8(+8.4) 97.8(+4.1) 5.7 (+0.2)
算数 85.8(-11.7) 108.3(-9.6) 22.5 (+2.1)
B日程合計 178.6(-3.2) 206.1(-5.4) 27.5(-2.2)

(※国語、算数は各150点の合計300点満点)

 

昨年2021年のA日程入試は難易度の高い試験でしたので、今年は昨年に比べるとやや易化しましたが、やはり高い難度が保たれた入試内容でした。

 

今年は理科が大変難しく、合格者平均点でも50点を少し上回る程度で最高得点者で80点ちょうどと、なかなか点数の取りにくい試験だったことがわかります。

 

B日程入試は概ね例年並みでした。算数は大きく難化したように見えますが昨年、一昨年と2年連続で易化して比較的易しい試験でしたので、例年並みの難易度に戻ったと言えます。

 

6.2022年度入試からみる科目別の傾向と対策

今年度の六甲学院中A日程入試を中心に、教科ごとの傾向と2023年に向けての対策をご紹介します。

 

◆国語

 

・難易度

六甲学院中2022年の国語A日程入試は、昨年に比べ易化し、例年と比べても易しい試験でした。

 

・出題構成

60分150点満点の試験で、大問3題構成。例年、長文読解2題漢字の書き取りの3題構成で今年も同様の出題構成でした。

 

六甲学院中の国語の解答は、昨年よりは減ったものの、半分以上が記述解答です。記述で手が止まっているようでは時間内に処理するのが難しくなります。

 

・合否のポイント

六甲学院中を志望するのであれば記述対策は必須です。記述解答は満点は取れなくても、きちんと書けば必ず部分点はもらえます。記述解答する上でのルールはしっかり理解し、要点を外さず、1点でも多く部分点が取れる記述ができるように訓練しておきましょう。

 

長文読解問題は、例年論説文物語文の2題ですが、かなりの文字数を読まされます。スピーディーに読み進めることができなければ、時間が足りなくなります。

 

漢字は、中には難しいのも含まれますが、六甲を受験する生徒にとってはさほど難しくないでしょう。漢字での失点は極力なくしたいところです。

 

 

◆算数

・難易度

2022年の六甲学院中算数A日程入試は、昨年に比べると易化しましたが、昨年が大変難しい試験でしたので、概ね例年並みの難易度でした。

 

・出題構成

60分150点満点の試験で、前半は解答のみ、後半の大問2題は解き方も書かなければならない問題で、昨年に続き記述問題も出題されました。今年の記述は「台形の面積の公式が成り立つ理由」を説明させる問題でした。

 

今年は概ね難易度順の問題配置で、大問1の計算問題から大問5くらいまでは、六甲受験者であれば易しく思えたでしょう。ただし、ラスト2題、特に最後の速さの問題は難問でした。前半の平易な問題で確実に得点しておくことが大事です。

 

B日程の算数もA日程と同じような問題構成ですが、記述問題の出題はありません。

今年度はA日程もB日程も例年に比べ図形問題の割合が多かったのも特徴的でした。

 

・合否のポイント

ここ数年、記述問題が出題されています。問題自体はさほど難しくはないので「説明しなさい」という問題に対して、わかり易く自分の言葉で記述する練習もしておきましょう。

 

今年は合格者平均点も得点率57%くらいですので、最後の大問9で小問3問とも落としても、そこまでケアレスミスなくできれば6割は十分に得点可能かと思われます。難しい問題に時間をかけすぎず、できる問題を確実に見直しできるように、問題の取捨選択時間配分に注意することも大事です。

 

※前半の計算問題などの基本問題は失点を避けたいので、ミスなく確実に解けるよう対策が必要です。

ケアレスミス対策については、過去に掲載しました当ブログの「3.算数でよくあるケアレスミスとその対処法」でご紹介していますのでご参照ください。

           ↓↓

『得点アップにつながる答案用紙の書き方!ケアレスミスをしやすいタイプと対処法

 

 

◆理科

・難易度

昨年2021年の六甲学院中ブログで、理科入試が前年に比べ難化し、ここ5年で最も難度の高い試験だったと紹介しましたが、今年2022年の理科入試は昨年よりもさらに難化し、たいへん難しい試験となりました。受験者平均点は50点を割り込み、合格者平均でも53.6点でした。

 

出題構成

50分100点満点の試験で、今年も例年通り物理・化学・生物・地学の各分野から1問ずつの大問4題構成でした。毎年多少の変化はありますが、4分野偏りなくバランスよく出題されます。

 

今年は昨年に比べて全体の小問数は減りましたが、知識問題が大幅に減り、その分計算問題が大幅に増えたのも平均点が下がった一因です。

 

・合否のポイント

計算問題の出来不出来が差のつくポイントとなりました。グラフ作成作図も頻出です。グラフから情報を読み取る思考力や複雑な計算をこなす計算力、問題文を読み取る国語力が問われるのも六甲学院の特徴です。

 

実験や観察の部分には重点を置いて学習し、過去問演習は時間を計って繰り返ししっかり行っておきましょう。

 

7.まとめ~六甲学院中合格への道~

今年の中学受験は昨年に続き、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた入試となりました。来年2023年の入試もどうなるかは誰にも予測できませんが、これだけははっきり言えます。どのような状況下でも慌てずに受験できるよう、今からしっかりと準備をしていきましょう

 

六甲学院中学校はカトリック教会の一修道会イエズス会を経営母体として設立しました。高校入試のない完全型の中高一貫男子校で、神戸の街を見下ろす伯母野山の自然に恵まれた絶好の学習環境にあり、非常に古風で厳しい校則がある兵庫県有数の進学校として有名です。

 

小学生が自分1人だけで難関中学の受験に取り組むのはたいへんです。ぜひ親御さまもいっしょにサポートしてあげてください。どう対策していけばいいか不安に感じたら、志望校に特化したアドバイスができる受験のプロに早めに相談することをおすすめいたします。

 

 

 

 

 

 

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浅田ゆうき先生

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