【最新版】神戸女学院中学部合格への道!2026年入試からみる2027年の対策

  • 2026.04.17
  • 受験情報

 

 

 

 

2026年の中学入試から、今回は兵庫県の女子中学校最難関の神戸女学院中学部について振り返ります。今年度の受験データを細かく分析各科目の傾向やポイント、2027年の受験対策等について徹底解説いたします!

 

 

CONTENTS:

 

1.神戸女学院入試の特徴

 

2.2026年度の入試データ

 

3.神戸女学院中志願者の受験日程パターン

 

4.大手塾別合格者数

 

5.2026年入試結果

 

6.2026年度入試からみる科目別の傾向と対策

国語

算数

理科

社会

 

7.まとめ~神戸女学院合格への道~

 

 

1.神戸女学院中入試の特徴

 

神戸女学院中学部の入試は2日間入試で、まず統一入試日初日(今年は1 月17日(土)に国語・算数・社会・理科4教科学科試験をこの順番で受験します。午前中に国語と算数、昼食をはさんで午後から社会と理科の試験が行われます。

 

2日目は、初日の試験から1日空けて統一入試日3日目(今年は1月19日(月))の午前中に、体育の実技試験が行われます。中学受験で体育の実技試験という、全国的にも珍しい特徴的な入試といえるでしょう。また、兵庫県下の中学受験で4科受験必須としているのも神戸女学院のみです。

 

 

2.2026年度の入試データ

(前年比)<人>

募集人員

志望験者数

受験者数

合格者数

実質倍率〈倍〉

135

214(-35)

210(-37)

154(±0)

1.36(-0.24)

 

 

神戸女学院中の実質倍率は例年1.5~1.6倍くらいですが、今年は受験者数が大きく減り、合格者数は昨年と同数でしたので、実質倍率は大きく下がりました。

 

直近7~8年の受験者数や実質倍率は増減を繰り返していて、今年は大きく下がったので、来年は受験者数が増え実質倍率が上がる可能性もありますが、どうなるかはわかりません。

 

関西最難関校の中では、比較的倍率は高くないほうですが、試験難度は高く兵庫県最難関女子中の座は揺るぎません。今後も多少の増減を繰り返しながらも、同程度の倍率を推移していくのではないかと予測されます

 

 

3.神戸女学院中志願者の受験日程パターン

 

例年、関西圏中学統一入試日は土曜日で、翌2日目が日曜日となり、キリスト教主義の神戸女学院が日曜日を「礼拝の日」として行事ごとを避けることから、2日目の試験は日曜をはさんで月曜日となります。したがって、神戸女学院中の併願校受験は限られます。

 

前受け校

・愛光(愛媛)  ・岡山(岡山) ・岡山白陵(岡山)

1日目

1/17(土)

2日目

1/18(日)

3日目

1/19(月)

<午前>

神戸女学院(兵庫)

(国語・算数・社会・理科)

<午後>

・夙川(兵庫)

・雲雀丘(兵庫)

・滝川(兵庫)

・親和(兵庫)

 

<午前>

・須磨学園(兵庫)

・神戸海星(兵庫)

・雲雀丘(兵庫)

・甲南女子(兵庫)

・金蘭千里(大阪)

<午後>

・須磨学園(兵庫)

・西大和学園(奈良)

・高槻(大阪)

・三田学園(兵庫)

<午前>

神戸女学院(兵庫)

(体育実技)

<午後>

・神戸大附属(兵庫)

【4日目以降(1/20~)】

・白陵(兵庫)

・神戸海星(兵庫)

・清風南海(大阪)

・甲南女子(兵庫)

・滝川(兵庫)

・親和(兵庫)

 

 

統一入試日前の前受け校としては、愛光岡山岡山白陵などで合格を確保しておき、統一入試日初日午前の神戸女学院中に臨みます。

 

神戸女学院中は初日の午前に国語と算数、昼食時間をはさんで午後から社会と理科の試験があります。最後の理科の試験終了が14時40分なので、初日は疲れないためにもこれで終了する受験生がほとんどです。受験しようと思えば午後から夙川雲雀丘滝川親和なども受験可能です。

 

統一入試日2日目は1日空いているため、午前に須磨学園神戸海星雲雀丘甲南女子金蘭千里など、午後から須磨学園西大和学園高槻三田学園などが考えられるでしょう。

 

統一入試日3日目の午前中は、神戸女学院の体育の実技試験を受け、午後にも受験するならば、神戸大附属などとなるでしょう。

 

神戸女学院中の合格発表は統一入試日4日目の午後なので、4日目まで受験する生徒も多く、4日目白陵神戸海星清風南海などを受験し、合格していればここで終了です。

 

引き続き受験する場合は5日目以降に、甲南女子滝川親和などを受験するパターンが多いようです。

 

 

4.大手塾別合格者数

 

関西大手進学塾の神戸女学院中合格者数は多い順に下記の通りでした。

(前年比)<人>

希学園

浜学園

日能研

進学館

53(+1)

46(-3)

33(+14)

17(+5)

馬渕教室

SAPIX

能開センター

 

13(-6)

3(-5)

3(+1)

 

 

 

昨年、関西の進学塾動向として大きな話題にもなりましたが、35年以上神戸女学院中の合格者数トップの座を譲ってこなかった浜学園が希学園に抜かれて2位となりました。今年度、浜学園が再び首位の座に返り咲くのか注目されていましたが、結果は今年度も希学園の合格者数が増え、合格者数が減った浜学園にさらに差をつけて首位の座を守る結果になりました。

 

その他の結果は、昨年大きく合格者数が減った日能研が一昨年並みに戻り、昨年5名増加と躍進した進学館が今年も5名増加し、今年度6名減少の馬渕教室を抜いて4位に上がりました。

 

 

5.2026年入試結果

 

神戸女学院中の2026年の入試結果は下記の通りです。

 

 

満点

合格最高点

合格最低点

4 科 (学科440点)

460

380点(+25)

248点(-2)

体 育 (実技20点)

①バスケットボール(5号ボール)のシュート 20秒
②縄とび(二重とび)20秒
③マット運動(後転)
④ハンドボール投げ

 

 

神戸女学院中は毎年、受験者平均点や合格者平均点などは公表せず、合格者最高点と合格者最低点のみを公表しています。

 

神戸女学院中の評価法は、他校によくある3科目または4科目どちらかの評価ではなく、4科目全てと体育実技で評価されます。ただし、体育については出来不出来による大きな差は出ませんので、学科試験の4科でしっかり対策しておくことが大切です。

 

上記表の通り、今年度の合格最高点は大きく上がり、合格最低点はやや下がったので合格者の差が広がったことがわかります。合格最低点は250点(得点率54.3%)前後が多いので、神戸女学院に合格するためには6割以上の得点を意識して日々取り組む必要があるでしょう。

 

 

6.2026年度入試からみる科目別の傾向と対策

 

今年度の神戸女学院中入試を参考に、教科ごとの傾向と対策をご紹介します!

 

◆国語

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

神戸女学院中の国語入試は、今年も50分120点満点の試験で、問題用紙A3用紙5枚で、3枚目は両面使用なので、実質A3用紙6枚分あり、それとは別に解答用紙1枚あります。昨年まではA3用紙3枚で実質4枚分だったので文字数が大きく増えました。

 

今年度の構成は、昨年と同様に「物語文」と「論説文」の大問2題構成でした。2024年までは「物語文」と「説明文または随筆」と「韻文」の3題構成でしたが、昨2025年は「韻文」がなくなり2題構成となりました。

 

 

【難易度】

 

2026年度国語入試は、難易度に大きな変化はないのですが、昨年に比べ問題文の文字数が増えたことで読解スピードが要求される試験となりました。50分の試験時間に対し、読まなければならない文章量が多いので注意が必要です。

 

大問1大問2の小問の前半で、漢字などの知識問題が出題されます。例年難度はさほど高くないので、神戸女学院中受験生であれば、しっかり得点源にしておきたいところです。

 

昨年度減った記述解答は今年も同様で、神戸女学院中の国語入試にしては記述解答が少なくなりました。

 

 

【傾向と対策】

 

2024年までは大問3題構成で韻文の出題がありましたが、2025年、2026年と2年連続で韻文の出題がなく、大問2題構成となりました。今後この2題構成が続くのか、また韻文の出題が戻るのかはわかりません。過去問などで韻文が出題されても大丈夫なように対策をしておきましょう。

 

記述は減ったとはいえ、それでも4割ほどは記述解答です。神戸女学院中の記述は基本的に字数指定があり、今年も大問1で40字50字65字の記述、大問2で50字40字の記述がありました。

 

数年前に比べて減りましたが、他校と比較するとやはり記述の多い試験といえるでしょう。記述では満点の解答を作成することは難しいかもしれませんが、長文でも短文でもしっかり部分点が取れる記述ができるように、きちんと対策しておきましょう。

 

今年の国語試験は、問題用紙がA3用紙6枚(実質7枚)で、大問1は丸々2枚分の長文を読み、小問1が始まるのは3枚目からでした。A3用紙を2段に分けた細かい文字で書かれている文章を読むので、かなり目も疲れます。

 

読書スピードが遅いと時間に追われる試験になります。日ごろから長文に慣れ、読書スピード(読解スピード)も速められるように訓練しておくとよいでしょう。

 

小問前半の漢字や知識問題は、例年さほど難しくはありませんが、神戸女学院中の受験生ならここは落とさず得点源にしています。ここで失点すると差がつくことになるので、知識問題対策も疎かにしないようにしましょう。

 

 

 

◆算数

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

神戸女学院中の算数入試は、今年も50分120点満点の試験で、問題用紙は横向きA3用紙1枚。解答用紙は別にあり、横向きA3用紙2枚と例年通りでした。

 

今年も大問6題構成で、小問数も14問で例年並みの小問数でした。大問1からすべて解き方を書かせる解答形式で、他校でよくあるような、大問1が計算問題で始まるような試験ではありません。

 

 

【難易度】

 

2026年算数入試は、昨年と比べると難化した印象です。今年も神戸女学院中は受験者平均点や合格者平均点は公表されていませんが、今年は特に前半が易しく後半が難しいという形が顕著な試験内容でした。

 

大問3までは比較的スムーズに解き進められたかもしれませんが、大問4の後半の小問から難度が高くなりました。

 

 

【傾向と対策】

 

神戸女学院中の算数入試は、大問1から大問6まですべて解き方を書く解答形式です。解き方を書くスペースも広く、問題用紙A3用紙1枚に対し、解答用紙はA3用紙2枚です。

 

「すべて解き方を書く」というと、負担に感じるかもしれませんが、逆に考えると、解き切ることができなくても大問6問すべてで「部分点を取ることがきる」ともいえます。

 

神戸女学院中の算数は、最初に計算問題があってからの小問集合という一般的な算数入試とは違う独特の特徴がある試験なので、過去問などでこの試験構成に慣れておくようにしましょう。

 

今年の大問5の小問2のように途中の計算がやや難しく、計算ミスをしてしまった受験生も多かったかと思われます。それでも解き方が正しければ、それなりの部分点が期待できます。解答だけを記入する試験の場合は、いくら解き方が正しくても最後に答えが違ったら1点にもなりません。

 

入試は1点で合否を分けます。部分点をもらうためにも、普段からしっかりと解き方を書いて解き進めるように意識しましょう。当然ですが、そもそも計算ミスをしないようにすることが大事です。スピーディーミスのない計算ができるように日々計算演習を欠かさないようにしましょう。

 

 

 

◆理科

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

神戸女学院中の理科入試は、45分100点満点の試験で、今年も例年通り大問6題構成でした。大問6題構成がほとんどですが、直近では2023年だけ大問5題構成でした。

 

出題分野も例年通り、物理化学分野から各1題生物地学分野から各2題の合計6題でした。問題用紙はA4の冊子形式で今年は13ページでした。昨年の9ページよりも大きく増えましたが、2024年は16ページでした。

 

 

【難易度】

 

2026年度理科入試は、昨年並みの難易度でした。昨年に比べ全体の小問数は増えましたが、知識問題が増えて計算問題や記述・作図が減ったので、難易度的には昨年とさほど変わらなかったと思われます。

 

今年は大問1から大問6まで易しい問題からやや難しい問題へと順番に進んでいく印象でしたので、受験生にとっては解き進めやすい試験だったのではないでしょうか。

 

 

【傾向と対策】

 

神戸女学院中の理科は、今年は減ったものの、例年記述作図多く出題される試験です。記述や作図で手が止まることがないように、過去問などを用いて神戸女学院中の出題形式に慣れておくことが大事です。

 

神戸女学院中の理科の特徴でもある正誤選択にも慣れておきましょう。難易度はさほど高くありませんが、「間違った内容を含む文はどれか、すべて答えなさい。間違った文がない場合は「なし」と答えなさい」という問題が大問1で出題されました。

 

選択肢5文を全て読み、答えが1つなのか2つなのか、もしくは「なし」なのかなど、一筋縄ではいかない問題となっています。難問ではありませんが、解答するのに時間がかかるでしょう。神戸女学院中の特徴でもある問題なので、このような形式の問題にも慣れておきましょう。

 

今年は大問4で「日本のジオパーク」について、その特徴から場所を答えさせるような問題が出題されています。地学分野になると思いますが、社会科の地理時事問題ともいえるような問題でした。

 

昨年は「2024年に発表された“南海トラフ地震臨時情報”はどこで起きた地震だったか」や、「その地震でスーパー・公共交通機関・観光地がどうなったか」といった理科と社会の融合問題ともいえる出題がありました。

 

理科の試験の中で時事問題環境問題もよく出題されるので、日ごろからニュースなどにも関心を持っておくことも必要です。

 

差がつきやすいのは、やはり物理と化学の計算問題です。超難問が出題されるわけではありませんが、最低でも苦手意識だけは持たないようにしたいところです。2024年には算数の答案のように計算過程を書かせるような問題も出題されています。

 

神戸女学院中の理科入試は、他校とは一線を画す特徴的な試験です。過去問などでしっかりと対策しておくようにしましょう。

 

 

 

◆社会

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

神戸女学院中の社会科入試は、45分100点満点の試験で、問題用紙はA4の冊子形式15ページと別にA3の解答用紙が1枚あります。A3の解答用紙にはたくさんの解答欄があり、問題数が多いことがわかります。

 

大問数は年度によりさまざまで、今年は5題、昨年は4題、一昨年は6題でした。ただし、全体の小問数は例年変わりなく70問ほどです。

 

今年も地理、歴史、公民の各分野から出題がありました。例年出題割合が地理と歴史分野で8割公民2割くらいで、年も大問1と大問2が地理、大問3と大問4が歴史、大問5が公民だったので、概ね例年通りの出題割合でした。

 

 

【難易度】

 

2026年度社会科入試は、昨年に比べ小問数が増えましたが、例年出題されていた短文記述がなく、難易度に大きな変化はなかったと思われます。

 

神戸女学院中は、各科目の受験者平均点や合格者平均点を公表していませんが、社会科はさほど差がつく試験ではなく、難易度も特別高くはありません。今年もそうですが、例年70~75点くらいの勝負となる試験です。

 

 

【傾向と対策】

 

神戸女学院中の社会科入試の特徴は、まず問題数が多いことです。今年は昨年よりやや増え、小問数70問ほどで例年並みでした。多い年には80問以上の問題数になることもあります。

 

試験時間は45分とやや短い中で、問題用紙15ページと多くの文字数を読むことになり、読解スピードが必須となります。

 

例年、社会科の解答形式は、記号選択用語記述がほとんどで、短文記述解答が1問ありましたが、今年は出題されませんでした。

 

用語記述はさほど時間をかけずに解き進められますが、記号選択は「正しいものを選びなさい」の他に「適当でないものを選びなさい」や「正誤の正しい組み合わせを選びなさい」などさまざまな指示があります。

 

特に「正誤の正しい組み合わせを選びなさい」という問題では、選択肢をすべて読まなければ答えられず時間を要するので気をつけましょう。

 

最後の公民分野の正誤の組み合わせ問題は、ここ数年毎年出題されています。来年も出題される可能性が高いと思われるので、しっかり対策しておきましょう。

 

また、神戸女学院中の社会科では、用語や人名・地名を漢字で書くように指定されることが多い傾向にあります。小学校では習わない漢字を書くように求められることもあるので、教科書に漢字で書かれている用語などは、読み仮名がついているものであっても漢字で書けるようにしておくといいでしょう。

 

神戸女学院中の社会科は、年度により大問数など多少の違いがあるので、過去問は直近のものだけでなく、過去複数年のものを用いてしっかり演習し、神戸女学院中の試験形式に慣れておくようにしましょう。

 

 

7.まとめ~神戸女学院中合格への道~

 

 

 

 

ここ数年受験者数の増減を繰り返している神戸女学院中学部。2022年は大きく減少して以降、2023年は例年並みに盛り返し、2024年はまた減少、昨2025年はまた増加に転じ、今年2026年は予想通りまた減少しました。

 

この流れで来年2027年度がまた増加するのか、2年連続で減少するのか予測はつきませんが、どのような状況下でも最善の状態で受験できるよう、今からしっかりと準備をしていきましょう。

 

関西最古のミッションスクールとして名高い神戸女学院関西最難関女子校と位置付けられています。社会に必要とされる女性のリーダーを育成する使命を担い、オールイングリッシュの英語授業など特色ある英語教育や、制服がない生徒主体の自由な校風などで人気の名門校です。

 

総合進学セミナーには神戸女学院中に特化して指導できる講師も多く在籍しています。毎年のように神戸女学院中志望の受験生を指導しているため、入試傾向にも精通しています。お子さま1人ひとりの現状を踏まえ、入試までの限られた時間を無駄のない効率的な指導で合格を目指します

 

神戸女学院中受験はもちろん、併願校の選定など、中学受験に関するお悩みなどがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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管理栄養士
浅田ゆうき先生

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