自信をつけるにはどうすればよいか

  • 2014.10.22
  • プロ教師日記
入試前になると子供達は塾の先生から、「自信を持て」とか「自分を信じろ」と激励されるかと思います。
ところで「自信を持つ」とはどういうことなのか? また「自分を信じる」とはどうやったらできるのでしょうか?

これは子供にしてみればなかなか難しいことですね。
子供にどうやって自分を信じたらいいのと聞かれても、大人でも明解に答えるのは難しいのではないでしょうか。
自分を信じようとする姿勢は大変良いことなのですが、自分の中に信じられるものがあるからこそ自分を信じられるのだと思います。
今までに失敗ばかりしてきた人に、「自信を持て」と言っても土台無理な話です。
何かがんばって達成したことがある(成功体験)があるからこそ、それが支えになって自信が持てるのです。

幼少の頃から小さな成功体験を積み重ねていけば、きっとそれは子供の自信につながるはずです。
例えば、苦手だった計算ができるようになったり、大きなジグソーパズルを完成させたり、
一生懸命練習して逆上がりができるようになったり、絵画コンクールでがんばって描いた絵が入賞した、といったことです。

ここで大切なのは、努力して達成した後にしっかり評価されることです。
子供はがんばった先には大人から褒められたり、自身の達成感を得られるんだということを無意識に学習します。
そして結果だけでなく、努力の過程も褒めてあげることも大切です。

お父さん、お母さんの中にもご自身の自信になっている成功体験はありませんか?
お子様にも、1つでも多くの成功体験をさせてあげたいですね。


◆算数科 前田敏孝◆
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管理栄養士
浅田ゆうき先生

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