【最新版】六甲学院中合格への道!2026年入試からみる2027年の対策

  • 2026.05.14
  • 受験情報

 

 

 

 

2026年の中学入試から、今回は兵庫県有数の進学校で中高一貫男子校六甲学院中学校について振り返ります。今年度の受験データを細かく分析各科目の傾向やポイント、2027年の対策について徹底解説いたします!

 

 

CONTENTS:

 

1.六甲学院中入試の特徴

日程と配点

◆A日程入試とB日程入試の特徴

 

2.2026年の入試データ

 

3.六甲学院中志願者の受験日程パターン

 

4.大手塾別合格者数

 

5.科目別成績データ

 

6.2026年度入試からみる科目別の傾向と対策

国語

算数

理科

 

7.まとめ~六甲学院中合格への道~

 

 

1.六甲学院中入試の特徴

 

◆日程と配点

 

甲学院中の入試は統一入試日(今年は1/17土曜日)の午前にA日程入試、2日空いて4日目(今年は1/20火曜日)の午前にB日程入試が行われ、2回のチャンスがあります。A日程入試は国語・算数・理科の3教科、B日程入試は国語・算数の2教科受験となります。

 

試験時間と配点は、A日程の国語と算数が各60分120点、理科が50分80点計320点満点で判定されます。B日程は、国語と算数が各60分120点計240点満点で判定されます。

(※2024年まではA日程、B日程ともに国語と算数が60分150点、理科が50分100点で、A日程が400点満点、B日程が300点満点でしたが、昨2025年度より変更となりました)

 

 

◆A日程入試とB日程入試の特徴

 

六甲学院中の入試は配点の他にも、昨2025年度よりAB両日程に出願・受験した場合、たとえA日程で不合格となっても、B日程で合計点にプラス10点付与されるようになりました。六甲学院中を第一志望に考えている生徒にとっては嬉しい加点制度です。

 

A日程入試は、六甲学院中を第一志望に考えている受験生がほとんどです。一方、B日程入試は、A日程で六甲学院中に合格できなかった受験生の他に、甲陽大阪星光学院須磨学園などを第一志望に考えていた受験生の併願校にもなっていて、A日程入試と比べ、毎年ハイレベルな戦いとなっています。

 

六甲学院中を第一志望にするならば、何としてもA日程で決めておきたいところですが、前述の通り、昨年度からA日程受験者はB日程試験で10点付与されるようになったので、B日程入試はハイレベルながらもA日程受験者にとっては有利になりました。

 

 

2.2026年の入試データ

(前年比)<人>

 

募集人員

志願者数

受験者数

合格者数

実質倍率〈倍〉

A日程

140

253(-28)

232(-37)

150(-4)

1.55(-0.20)

B日程

50

648(+15)

315(+8)

186(+11)

1.69(-0.06)

 

 

六甲学院中の入試は、昨年度から募集人数が変更になりました。2024年度までは、A日程が145名、B日程が40名の合計185名の募集人員でしたが、2025年度からA日程が140名、B日程が50名の合計190名の募集に変わりました。

 

2026年度のA日程入試は、志願者数、受験者数ともに大きく減少し、合格者数もやや減少しました。志願者数、受験者数の減少は3年連続となり、実質倍率も1.55倍と大きく下がりました。例年の実質倍率は1.7倍前後なので、今年は広き門になったことがわかります。

 

B日程入試は、2024年まで受験者数が増加傾向にありましたが、昨年は4年ぶりに減少に転じました。今年はまた増加となり、六甲学院中B日程の人気は衰えていません。

 

募集人数は2024年と比べ、A日程は5名減少し、逆にB日程は10名増加しましたが、A日程の募集人員が140名なのに対し、B日程は50名と少ないので、六甲学院中を第一志望に考えているのであれば、やはりA日程入試で決めておきたいところです。

 

 

3.六甲学院中志願者の受験日程パターン

 

六甲学院中志願者の受験日程パターンを表したものが下記の表です。

 

前受け校

・愛光(愛媛) ・岡山(岡山) ・岡山白陵(岡山)  

1日目 1/17(土)

2日目 1/18(日)

3日目 1/19(月)

<午前>

・六甲学院A(兵庫)

 

<午後>

・滝川(兵庫)

・滝川第二(兵庫)

・夙川(兵庫)

・甲南(兵庫)

・明星(大阪)

・清風(大阪)

<午前>

・須磨学園(兵庫)

・淳心学院(兵庫)

・雲雀丘学園(兵庫)

・明星(大阪)

 

<午後>

・高槻(大阪)

・須磨学園(兵庫)

・三田学園(兵庫)

・滝川(兵庫)

・甲南(兵庫)

・神戸大附属(兵庫)

・関西学院(兵庫)

・夙川(兵庫)

・滝川(兵庫)

・淳心学院(兵庫)

・清風後期(大阪)

 

【4日目以降(1/20~)】

・六甲学院B(兵庫)

・三田学園(兵庫)

・滝川(兵庫)

・甲南(兵庫)

・神戸大附属(兵庫)

 

■前受け

 

六甲学院中を第一志望に考えている受験生は、統一受験日前に前受けとして、愛光、岡山、岡山白陵などを受験し、統一受験日初日午前に六甲学院A日程に臨むパターンが多いようです。

 

 

■1日目

 

初日午前に六甲学院A日程を受験、同日午後に2校目を受験するのであれば、午後に滝川、滝川第二、夙川、甲南、明星、清風などとなるでしょう。

 

 

■2日目

 

A日程の合格発表は2日目の正午なので、2日目の午前までは受験することになります。2日目の午前に、須磨学園、淳心学院、雲雀丘学園、明星などを受験するパターンが多いようです。

 

午前の試験後、六甲学院A日程の合否を確認し、合格していれば終了ですが、そうでない場合は、午後に高槻須磨学園、三田学園、滝川、甲南などが考えられるでしょう。

 

 

■3日目~

3日目に受験をするなら、神戸大附属、関西学院夙川、滝川、淳心学院、清風などで、4日目の六甲学院B日程入試でリベンジを図ります。

 

B日程は灘や甲陽学院、大阪星光学院などを志望していた受験生も多い上に、募集人員も50名と少ないため、例年たいへんハイレベルな戦いとなります。しかし、2025年度からA日程受験者には10点の加点があります。10点のアドバンテージを持って再挑戦をするか、B日程を回避し、手堅く三田学園、滝川、甲南などを受験するのか、判断が分かれるところでしょう。

 

 

4.大手塾別合格者数

 

関西大手進学塾の六甲学院中2026年合格者数は多い順に下記の通りでした。

(前年比)<人>

浜学園

希学園

日能研

馬渕教室

103(-10)

67(+11)

62(-5)

55(+3)

進学館

SAPIX

能開センター

 

39(+11)

7(-2)

4(+1)

 

 

 

 

今年の六甲学院中合格者集も浜学園が大きく差をつけて1位でしたが、2年連続の合格者数減少となっています。昨年3位だった希学園は、2年連続で合格者数を伸ばし、2位に上がりました。

 

昨年2位だった日能研や4位の馬渕教室は微増微減を繰り返していて、来年度2~4番の順位がどうなるかはわかりません。5位の進学館は昨年度より合格者数が大きく増加し、来年度にさらなる飛躍があるのか注目です。

 

 

5.科目別成績データ

 

六甲学院中2026年入試合格者の各教科の平均点受験者平均点との差を表したものが下記の表です。

 

 

【A日程入試】

(前年比) <点>

科    目

受験者平均

合格者平均

合格者平均との差

国   語 

59.7(-7.0)

63.8(-8.6)

4.1 (-1.6)

算   数 

79.1(+30.7)

94.5(+34.6)

15.4 (+3.9)

理   科 

47.7(-4.6)

52.4(-6.2)

4.7(-1.6)

A日程合計

186.5(+19.2)

210.7(+19.8)

24.2(+0.6)

(※国語、算数は各120点、理科は80点の合計320点満点)

【B日程入試】

科    目

受験者平均

合格者平均

合格者平均との差

国   語 

61.3(+2.9)

68.2(+0.4)

6.9 (-2.5)

算   数 

64.0(+2.6)

86.3(+3.5)

22.3 (+0.9)

B日程合計

125.4(+5.6)

154.5(+3.9)

29.1(-1.7)

(※国語、算数は各120点の合計240点満点)

 

 

今年の六甲学院中入試は、国語が直近数年で最も難度の高い試験となり、受験者平均点は得点率50%にも達しませんでした。逆に算数は直近数年で最も易しく、合格者平均点では得点率80%近くになりました。理科は概ね例年並みの難易度でした。

 

 

6.2026年度入試からみる科目別の傾向と対策

 

今年度の六甲学院中A日程入試を中心に、教科ごとの傾向と2027年に向けての対策をご紹介します。

 

◆国語

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

六甲学院中の国語入試は、2025年度から60分120点満点の試験(2024年までは150点満点)に変わりました。

 

今年度も大問3題構成で、大問1と大問2が長文読解問題、大問3が漢字の書き取りと例年通りの構成でした。大問1が論説文、大問2が物語文という順序も昨年同様でした。

 

 

【難易度】

 

2026年A日程国語入試は、難度の高かった2024年よりも難易度が上がり、受験者平均点の得点率は49.8%、合格者平均点でも53.2%ロースコアの戦いとなりました。難易度が高くなり、受験者平均点と合格者平均点の差があまりつきませんでした。

 

ちなみに、2年前の2024年度の国語入試はたいへん難度が高く、受験者平均点の得点率は50.8%でした。昨2025年はやや難易度が緩みましたが、例年に比べるとやや難度高めの試験でした。今年度はさらに難度が上がり、ここ数年でも最も高難度の試験となりました。

 

 

【傾向と対策】

 

六甲学院中の国語は、例年、長文読解2題漢字の書き取り1題大問3題という構成で変わっていないので、過去問対策が行いやすい試験といえるでしょう。

 

六甲学院中の特徴として、記述解答が多く、毎年80字以内などの長文記述や短文記述が出題されます。長短さまざまですが、記述解答の割合が高いので、長文をしっかり書きこなす力要点を短くまとめる力の両方が必要です。

 

今年も長短合わせて500字程度の記述が必要でした。記述は、なかなか満点解答を作成することは難しいかもしれませんが、完璧な解答ではなくても、キーワードを押さえ、部分点が取れる解答を作成できるように、しっかりと対策をしておきましょう。記述は配点も大きいので、絶対に白紙解答だけは避けるようにしましょう。

 

大問3の漢字は、さほど難しくはないので六甲学院中受験者であれば、しっかり得点源にしたいところです。今年も漢字字体は難しくないのですが、「疑義」「夢想」など、あまり小学生が使わないような熟語が出題されました。語彙力も重要ですので、日ごろから意識して取り組むようにしましょう。

 

 

 

◆算数

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

六甲学院中の算数入試は、国語と同様に2025年度より60分150点満点から60分120点満点の試験に変わりました。また、2024年度までは大問9題構成でしたが、2025年度から大問8題構成となりました。小問数も昨年同様に14問でした。

 

問題用紙はB4用紙2枚と別にB4の解答用紙が1枚配布されます。昨年同様、前半の大問1~5問は解答のみを書き、後半の大問6~8の3題は解き方を書く解答形式でした。

 

 

【難易度】

 

2026年度の算数入試は、直近数年で最も易しい試験となりました。昨2025年度がここ数年で最も難しい試験だったので、昨年と比べ今年の算数は大きく易化しました。

 

六甲学院中の算数は、比較的ロースコア勝負になることが多く、他校に比べ得点率の低い試験となる傾向にあります。今年は六甲学院中らしからぬ易しさだったので、来年度はまた難化することが予測されます。

 

 

【傾向と対策】

 

2025年度の試験から配点が変わり、問題数の構成も変わりました。大問8題構成となり、前半の5題は解答のみ、後半の3題は解き方を書くという解答形式は昨年度から変わっていません。

 

昨年もそうですが、解き方を書かせる後半が難しい問題かというとそういうわけではありません。難度の高い問題と低い問題が前半から後半まで散りばめられています。難問に時間を費やしすぎると、後半の易しい問題を解く時間がなくなってしまいます。

 

六甲学院中のようにロースコア勝負の学校では、点数が取れる問題をしっかり見極めて点数を取り切ることが大切です。難問だと思ったら飛ばして後回しにする、場合によっては捨て問にするなど解き進める順番や問題の取捨選択合否を分ける大きなポイントになります。

 

今年度の試験については、特別難しい問題がなかったので、前から順番に解き進めることができたと思われます。

 

大問1の計算問題以外では、「平面図形」や「速さ」「規則性」の単元からの出題が比較的多い傾向にありますが、あまり大きな偏りはなく幅広い単元から出題されています。2023年までは頻出単元だった「立体図形」は3年連続で出題されませんでした。

 

後半の解き方を書かせる問題は配点も大きくなるので、普段から解き方を書きながら解き進める練習をしておきましょう。逆に前半は解答のみを書く形式ですので、どれだけ正しい解き方をしていても、計算ミスや転記ミスなどのケアレスミスをしてしまっては1点にもなりません。

 

特にロースコア勝負になることが多い六甲学院中では、ケアレスミスによる失点が致命傷になります。塾の復習テストなどでも時間を有効に使い、見直しを忘れず、絶対にケアレスミスをしないという厳しさで臨むようにしましょう。

 

※六甲学院中の算数は、いかに前半で失点しないかがとても大事です。ケアレスミス対策は必須となりますので、過去に掲載しました当ブログ「3.算数でよくあるケアレスミスとその対処法」をご参照ください。

           ↓↓

『得点アップにつながる答案用紙の書き方!ケアレスミスをしやすいタイプと対処法

 

 

 

◆理科

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

六甲学院中の理科入試は、50分100点満点の試験が、2025年度から50分80点満点の試験に変更になりました。例年大問4題構成で、小問数は50問前後です。

 

今年も例年通り、物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつ、配点もほぼ4分野均等で偏りがなくバランスよく出題されていました。

 

 

【難易度】

 

六甲学院中の2026年理科入試は、易しかった昨年に比べると難化したものの、例年と比較するとやや易しい試験だったといえるでしょう。

 

例年受験者平均点の得点率は55%前後、合格者平均点の得点率は60%前後ですが、今年度の受験者平均点の得点率は59.6%、合格者平均点の得点率は65.5%でした。

 

 

【傾向と対策】

 

今年は昨年に比べ思考問題の割合が増え計算問題の割合が減りました。例年単純な知識問題は多くありません。他校でも同じですが、やはり理科でも問題文の長文化が見られ、最近の理科試験はスピーディーな読解力、思考力を要する傾向にあります。

 

最近はどこの学校も冊子形式の問題用紙が多い中で、六甲学院中はプリント形式の問題用紙です。過去問などでこのような問題用紙にも慣れておくといいでしょう。

 

六甲学院中の理科は、あまり見慣れない題材からの出題も多くあります。知らないと解けないわけではなく、問題文の中にヒントがあって、きちんと読めばこれまで学習してきた知識で解けるようになっています。長い問題文を的確に読み進められるように練習しましょう。

 

毎年、物理・化学・生物・地学の各分野からほぼ均等に出題がありますが、各分野内における出題単元は例年さまざまで、あまり偏りがありません。強いてあげるなら、物理分野は力学の「力のつり合い」が頻出、地学分野は今年も4年連続で「天体」の単元が出題されています。

 

生物分野は3年連続で「動物・昆虫」の単元でしたが、その前は2年連続で「植物」の単元でした。いずれにせよ、六甲学院中の理科入試は、苦手単元を作らないようにしておくことが大事です。

 

 

7.まとめ~六甲学院中合格への道~

 

 

 

 

六甲学院中は、カトリック教会の一修道会イエズス会を経営母体として設立しました。高校入試のない完全型の中高一貫男子校で、神戸の街を見下ろす伯母野山の自然に恵まれた絶好の学習環境にあり、古風でやや厳しい校則がある兵庫県有数の進学校として有名です。

 

総合進学セミナーには六甲学院中に特化して指導できる講師も多く在籍しています。毎年のように六甲学院中志望の受験生を指導しているため、入試傾向にも精通しています。お子さま1人ひとりの現状を踏まえ、入試までの限られた時間を無駄のない効率的な指導で合格を目指します

 

六甲学院中受験はもちろん、併願校の選定など、中学受験に関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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管理栄養士
浅田ゆうき先生

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