
夏休みが終わり、2学期が始まると、中学受験まであと数か月。いよいよラストスパートの時期に入ります。この9月の大事な時期に、最も大切な「体調管理」と親の役割について詳しくお伝えします。
CONTENTS:
1.夏休み明けの受験生に最も大切なこととは?
最も気にすべきは「体調管理」!
夏休みが明け2学期になると、受験生は本格的な受験モードに入り、いよいよ志望校に向けて勉強もハードになっていきます。受験生本人はもちろん、家族までもが否応なしに緊張が増してくる時期でもあります。
この時期の受験生に対し、親が最も気にしなければいけないことは、「学習」ではなく「体調管理」です。本番まで残りあと数か月というこの時期に体調を崩してしまうと、大きな痛手になってしまいます。
受験生は夏の疲れを感じにくい?
受験生にとっての夏休みは、夏期講習などもあり決して「休み」とは言えないような生活を送っていたことと思います。受験生自身は、毎日のように通塾し周囲も同じような受験生活を過ごしているのでそれを普通に感じ、実際は疲れているのに疲れていることに気がつかないことも少なくありません。
また、日中は灼熱の外気の中を通塾し、塾内ではエアコンの効いた教室で何時間も座って勉強をするという環境も、温度差や身体不活動などから疲れを助長し体調を崩す一因になっているといえます。
疲れていることに気づかないまま夏休みが明け、2学期になってより熱血度が増している塾講師などに煽られると、無理に無理を重ねて頑張ってしまいがちです。それでは入試本番までにカラダを壊してしまいますので注意が必要です。
体調不良は肉体的ダメージにとどまらない!
これからの時期に体調を崩してしまうと、肉体的なダメージ以上に精神的なダメージも大きくなります。「この大事な時期に勉強ができない」「周りのライバルたちはスパートをかけているのに自分だけが取り残される」と焦る気持ちが出てきます。
そうならないためにも、夏休み明けのこの時期は親がしっかりと子どもの体調管理をしてあげる必要があります。時々、受験生本人よりも親のほうが塾講師以上に熱くなり、子どもの体調の異変に気づかないどころか、さらに無理をさせてしまうことがあります。
この時期の親は一歩引いて、子どもの様子を冷静に見てあげることが大切です。少しでも異変を感じたら、少し休ませる勇気も必要でしょう。
2. 夏の終わりに注意すべき3つの「体調管理」
体調を崩さないためにできる3つのこと
夏休み明けの大事な時期に、親ができる「体調管理」とは以下の3つです。
①栄養管理
②時間管理
③メンタル(モチベーション)管理
この時期の親の役目として、上記の3つの管理をしっかりしてあげることが大切です。「なんだそんなことか、そんなのわかりきっている」と思われるかもしれません。「それができないから苦労している」「うちの子は無理」「きれいごとだ」など、反対意見もあるでしょう。
しかし、この「きれいごと」を意識して少しでも近づけるように、できることから試みてください。中学入試までの子どもの健康を考える上で決して悪いようにはならないでしょう。
次にそれぞれ詳しくみていきましょう。
3.栄養管理~受験生におすすめの9月が旬の食材!
栄養バランスの良い食事
夏の終わりといっても、まだまだ残暑が厳しく暑い日が続くと思います。受験生本人だけでなく、親も体調を崩しやすくなります。子どもはもちろん、自分のためにも栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
残念ながら、これを食べれば「病気にならない」「頭がよくなる」などという魔法の食材はありません。基本的には、「炭水化物・たんぱく質・ミネラル・ビタミン・脂質」の、いわゆる「5大栄養素」をしっかりバランスよく摂ることが大事です。
何も手の込んだ食事を毎日作る必要はありません。手抜きでも何でも栄養バランスを気にしてあげてください。暑さで食欲が落ちているなら、油ものを少し控えたり、食べやすく消化の良いものにしたりするといったことで構いません。
9月が旬の食材

旬の食材は美味しいだけでなく、栄養価も高いのでおすすめです。お弁当にしてもいいですよね。ここではとくに受験生におすすめしたい9月が旬の食材をご紹介します!

4.時間管理~遅くまで勉強は逆効果!?
昭和の常識と令和は違う!
夏休みが明ければ、毎日学校に通うようになるので、生活のリズムを元に戻さなければならないのですが、夏の疲れもあり生活リズムを戻すのにも時間がかかります。
朝はなかなか起きられなかったり、夜も遅くまで起きてなかなか寝なかったりということもあるでしょう。しかし、親はそれを見過ごさず、朝は決まった時刻に起こし、夜は睡眠不足にならないようにしっかり寝かせてあげるようにしましょう。
前回のブログでもお伝えしましたが、昭和の時代には「四当五落」などと言って、寝る間を惜しんで勉強することを推奨するような風潮がありましたが、令和の現在は科学的にも「睡眠こそ大切」と言われていて、しっかり睡眠をとるほうが健康面のみならず、学力アップにもつながるとされています。
時間管理は親の役目
とくに受験生が夜遅くまでがんばって勉強していると、親も「遅くまでえらい!」と喜んでしまうかもしれませんが、そこは「もう遅いからきりのいいところで終えて、朝早く起きてやろうね」と寝かせるようにしましょう。睡眠を削ってまでの勉強は逆効果になりかねません。受験生の時間管理は親の大切な役目の1つです。
親が一生懸命に声かけをしても、子どもは勉強疲れや受験のストレスから、なかなか思ったように動いてもらえないかもしれませんが、そこは根気よくイライラせずにしっかり時間管理をしてあげてくださいね。
5.メンタル(モチベーション)管理~親のスタンス
メンタルの不調はわかりにくい
健康管理の中で最も難しいのが、メンタルやモチベーションの管理です。メンタルの不調や受験のモチベーションは目には見えにくいからです。
とくに小学6年生の受験生は、塾や学校では一生懸命頑張っているのに、親の見ている前ではわざとダルそうに振るまったりすることもよくあります。塾では精一杯頑張ったので、せめて家ではだらけたいというのもあるでしょうし、親の前では照れくさいというのもあると思います。
それを「全然頑張っていない」「受験のモチベーションが低い」とそのままに受け取り、「ダラダラするな」「もっと頑張れ」などと言われると、子どもは「こんなに頑張っているのに、全然わかってくれない」と反抗的になったり気持ちが沈んだりして、逆にモチベーションを下げてしまいかねません。
メンタルを安定させ、モチベーションを上げる秘訣
たとえやる気がなさそうに見えても、「頑張れ頑張れ」とプレッシャーをかけると余計にしんどくなってしまいます。少しでも良いと思えたことを、「今日もよく頑張っているね、えらいね」と大いに褒めてあげることが大切です。
親は「いつも応援しているよ」「ちゃんと見ているからね」というスタンスで子どもに接し、やさしい笑顔で安心させてあげましょう。「親は自分の味方だ」と思わせるのが得策です。これが何よりも子どものモチベーションを上げ、メンタルを安定させるコツなのです。
6.まとめ~受験生の親が9月にやってあげること
親が行う3つの体調管理
今回は、入試本番まで残り数か月となった9月のこの時期に、最も気をつけたい「体調管理」についてお伝えしました。それには親がしっかり3つの管理(栄養・時間・メンタルの管理)をしてあげることが大事です。
それでも、どんなに気をつけても体調を崩してしまうこともあるでしょう。体調不良になってしまったら、まずは無理をせずなるべく早く治すことです。体調が悪いのに無理をして塾に行ったり、夜遅くまで勉強をしたりしても、頭に入らず学習効率が悪くなるだけです。
もしも体調を崩してしまったら
もしも体調が悪くなったら、まずはゆっくり休んで治しましょう。1日2日くらい受験勉強を休んでも、早く回復させるほうが有益です。周囲はラストスパートを始めている時期なので、焦る気持ちも大きいでしょう。しかし、実際は2~3年と通塾していた中のほんの1日か2日のことです。わずか数日で状況が大きく変わることはほとんどありません。
むしろ体調が悪いまま1週間も10日もダラダラと過ごすより、ちゃんと休んでしっかり治したほうがずっといいはずです。入試当日に体調を崩すことだけは避けたいので、夏の終わりの体調不良は「本番当日じゃなくて良かった」と割り切って考えればいいでしょう。
親も自分のケアを忘れずに
最後に、受験生の親は、残りの数か月を万全の体調で過ごせるように、受験生をしっかりとバックアップしてあげると同時に、親自身も無理をしすぎて先に倒れてしまうことなどのないよう、ご自身のことも十分いたわってあげてくださいね。
9月はまだまだ残暑が厳しく、夏の間の疲れなどで体調を崩しやすい時期でもあり、本番前の大事な時期でもあります!もし受験のことで何か不安に感じたり、悩みがあったりしたら、この時期だけでも受験のプロ講師に相談してみましょう。1人ひとりに合った志望校向けカリキュラムをご提案します。最後までいっしょに駆け抜けましょう!

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