中学受験に合格する塾の選び方!失敗しない学習塾選びのポイントとは?

  • 2020.03.27
  • 受験情報

 

児童数は年々減少傾向にあるなか、近畿圏をはじめ、都市部における中学受験をする生徒数の割合(受験率)は上昇傾向にあります。街中には学習塾も数多くあり、どこがいいのか迷われているご家庭も多いでしょう。

 

保護者の皆さまからも「どういう塾に行ったらいいですか」、「塾選びのポイントはありますか」といった質問をよく受けます。そこで、「自分の子どもにはどういう塾がいいのか」「何を基準に選べばいいのか」といった内容を踏まえ、「失敗しない塾選びのポイント」をご紹介します。

 

※失敗しない塾選びのためのチェックリスト早わかりチャートもありますから、ぜひ最後までお読みくださいね。

 

CONTENTS:

1.入塾を決める理由は?チェックリストで調べよう!

2.通塾する目的をはっきりさせる

3.行きたい学校で選ぶ

4.塾の雰囲気で選ぶ

5.口コミを参考にする

6.本人の性格で選ぶ(競争に強いか弱いか)

7.ストレスになる転塾

8.まとめ~中学受験は塾だけでだいじょうぶ?

9.【特別付録】一目瞭然!チャート式でわかるカンタン塾選び!

 

1.入塾を決める理由は?チェックリストで調べよう!

 

 

皆さんは中学受験のための学習塾を選ぶ際、どのようなことを基準にしていますか。当てはまるものにいくつでもチェックを入れてください。

 

□名が知れている有名塾

□難関校の合格者数が多い

□著名な先生がいる

□友人、知人が通っている

□金額がリーズナブル

□自宅から近い

 

実は上記のような理由で入塾を決めた場合、失敗してしまう可能性があります。決してこのような理由での塾選びが悪いというわけではありませんが、大事なポイントを押さえずに入塾すると、お子さまの成績が伸び悩むだけでなく、精神的にもよくない影響を与えかねません。もちろんお金や時間のロスも否めません。

それではどのようなことに気をつけて塾を選んだらいいのでしょうか。

 

 

2.通塾する目的をはっきりさせる

まず塾に通わせる目的は何でしょうか。中学受験をするのか否か、するのであれば現時点ではおぼろげでもどこの学校を視野に入れているのか、中学受験をしないのであれば高校受験でどのような高校を目指したいのか、あるいはとりあえず学校の授業についていければいいのかなど、塾に通わせる目的はさまざまです。

 

例えば、お子さまが勉強嫌いで学校の授業にもついていくのがやっという状況で、中学受験よりもまずは学校の学習についていけるようにと考えているのに、最難関中学にどれだけ合格者を出せるかを競っているような塾に行かせてしまうと、余計に勉強嫌いになり、もっとやる気がなくなってしまうかもしれません。

逆に最難関校受験を考えているお子さまが、受験目的ではない、学校の学習の復習のような小さな塾に入ると物足りないと感じるでしょう。

次では、目的別で考える塾の選び方を解説します。

 

 

3.行きたい学校で選ぶ

 

 

よく「最難関校の合格実績がたくさんある塾に入れれば、うちの子もそれにつられて成績が伸びると思うから、そのような塾を教えてください」という方がいらっしゃいます。これは、まったくの間違いというわけではありませんが、そのようなことはありません。合格実績のある塾に入塾したところで本人が何もしなかったら成績は伸びるわけもなく、本人がただ苦痛なだけです。

 

最難関校に多数の合格実績がある塾ですから、それなりのレベルの生徒は確かに多いでしょう。ただ、その中で勉強するのはお子さま本人。周囲の生徒を見て闘志に火がつきやる気になってくれたら最高ですが、小学生にそれを期待するのはなかなか難しいものがあります。逆に歴然とした差を見せつけられ、やる気を失ったり、塾に行く目的が友達作りだけになってしまったりする可能性も考えられます。

 

それでも、第一志望とする中学校の合格実績がその塾にどれだけあるのかというのは、確かに一つの判断材料にはなると思います。各塾で合格実績を出しているので、どの塾がどの学校に強いのかはわかると思います。

 

ただし、ここで気をつけたいのは、一概に合格者数だけを見て判断しないことです。大手の進学塾は生徒数が多いのでどこの学校についても人数だけはある程度合格していると思います。全体としてどのような学校に人数の偏りがあるのかをしっかり確認するようにしましょう。

 

例えば、ある大手塾Xは「最難関A中合格者数86名!!」とあり、中堅塾Yは「最難関A中6名!」とあれば、X塾の方がものすごいと思われるかもしれませんが、塾生が何千人規模の塾と、数十名程度の塾であれば、どちらの方が合格率が高いのかわかりかねます。また、X塾はA中には強いが、B中にはあまり強くなく、逆にY塾の方がB中に強いということもあります。安易に最難関校に合格者を多数出しているということだけで選ぶのではなく、自分の志望校に強いのか、実績を調べるときにはそこにも注目した方がいいでしょう。

 

つまり、志望校として考えている学校に多くの合格者を出している、または生徒数の中で偏りの多い合格者数を出している(合格率が高い)塾ならば、確かにその学校に対しての「傾向と対策」がしっかりできており、合格のためのノウハウは持っていると言えるでしょう。

ただ、必ずしもその塾で希望している志望校のレベルのクラスに入れるとは限りません。塾によっては、各志望校別のクラスに入るのに成績による資格が必要になります。当然、必要な学力がないと上位クラスには入れないので下位クラスとなります。下位のクラスでは使用する教材がまるで違うということもあります。そのあたりも確認した上で、志望校や塾をご検討くださいね。

 

 

4.塾の雰囲気で選ぶ

次に大きなポイントとなるのは塾の雰囲気です。中学受験を考えているなら、週に3日、多ければそれ以上塾に通うことになります。雰囲気の合わない塾では子どもにとって苦痛でしかありません。ましてや中学受験までの数年間通うとなれば、塾の雰囲気がとても重要な要素になります。

 

ここで誤解しないでいただきたいのが、決して「子どもが楽しいと思う」塾ではないということです。授業中もずっと私語をして楽しんだだけで帰ってくるのでは通塾させる意味がありません。当然、塾は「勉強」をしに行くわけですから、友達と遊んだりゲームをしたりするのに比べて楽しいわけはありません。楽しいのではなく、塾の空気感や雰囲気が本人に合っていて、この塾なら「安心して塾に通えるな」「ずっとここで勉強したいな」と感じられるかどうかです。「しんどいな」「苦痛だ」と感じるようなら長続きはしないでしょう。

 

そのためには、まず授業の見学をしてみたり、体験授業を受けてみたりすることをおすすめします。そこで講師の教え方や授業を受けている生徒の様子、何よりも教室の中の空気感を体験させてから、今後通わせて良さそうかどうか判断するといいでしょう。

 

その際、一つ気をつけなければならないことがあります。それは体験授業などの後、「子ども1人に判断させないこと」です。子どもだけで選ぶと「いいか悪いかの判断基準」が単純に「楽しそう」や「面白そう」ということだけになりがちです。厳しい勉強の合間に、時には冗談を言い合って笑うのはいいですが、受験をするのに「にぎやかで笑顔が絶えず」だけでは困ります。やはりメリハリは必要です。そのあたりをぜひ親御さまも一緒に判断してあげてください。できれば親御さまも授業を見学した上でお子さまと相談して入塾を決めるのがいいかと思います。

 

 

5.口コミを参考にする

 

 

塾の見学や説明会などで、いろいろ話を聞くのは当然必要なことですが、自分の塾のことを悪く言う塾はありません。いいところを前面に出してアピールしてきます。そこでおすすめしたいのが口コミです。その塾に通っている、もしくは以前に通っていた生徒の保護者の方々からの体験談が参考になります。実体験なので信憑性も高いですし、よく知っている方なら安心ですし信用もできるでしょう。

特に転塾した経験がある場合は、どのような理由でどの塾からどの塾に変わって、結果どうだったのかという話は少なからず参考になると思います。

 

 

6.本人の性格で選ぶ(競争に強いか弱いか)

塾によっては競争心をあおるために、復習テストの上位数名と下位数名を毎回発表したりする塾もあります。上位で発表されると「すごいな」と言ってもらえて、ちょっとした優越感に浸れるかもしれません。しかし、そこは小学生。特に下位の場合、無意識に心無いことを言う生徒もいます。毎回のように下位だと「またあいつか」のようなことを言われたり、笑われたりすることもあるでしょう。それでも「悔しい、今度は負けないぞ!」と思えるか、「もう嫌だ」と思うのか、その気持ちの差は直に勉強に対するモチベーションの差となり、その後の成績にも大きく影響していきます。

 

また、最難関など高レベルになればなるほど、いわゆるスパルタ的に猛勉強を強いる塾もあります。いい点が取れないと講師からもきつく言われて苦痛に感じてしまう生徒も少なくありません。そういったスパルタ的で競争心をあおるような塾に通っていながら、「そこまで勉強させるなんて」や「上位はいいにしても、下位の子まで発表するなんてかわいそうだ。そんなやり方はどうかしている」と文句を言うのも少し違うように思います。それがその塾のやり方・方針なのですから、一概に悪いとは言えません。そこに通塾することに最終判断を下したり了承したりしたのは親御さまです。ぜひ事前に塾の特徴やり方を知った上で、本人の性格に合うか否かを見極めてから通塾させてあげてくださいね。

 

 

7.ストレスになる転塾

 

 

これまで目的別に考える塾の選び方をお伝えしてきました。それは毎年、塾の方針や雰囲気に合わず転塾をするご家庭がたくさんあるからです。もちろん、自分には合わないと思いながら嫌々通塾しているケースもありますが、あまりいい事とは言えません。

 

一度通塾してみていやなら転塾すればいいと思われるかもしれませんが、それはお子さまにとって大きなストレスとなりますから、なるべく避けたい行為です。転塾してまた新しい知らない世界に飛び込むことは、受験勉強だけでもたいへんなのに、一から講師や生徒、勉強のやり方、雰囲気などに慣れていかなければならないので、大きな負担になることはまず間違いありません。

 

できるのであれば、初めに選んだ塾でずっと進めていけるに越したことはないのです。塾選びの際は、ぜひ前述のような点を意識して検討してみてください。そして、まずは見学体験授業に参加するなどして、ある程度の授業の流れや雰囲気などを知ることから始めてみましょう。

 

 

8.まとめ~中学受験は塾だけでだいじょうぶ?

中学受験をするのなら、それに向けての学習習慣は必要です。しかし、ご家庭だけでどの教科をどのくらいいつまでに学習すればいいのか、どのくらいのレベルまで理解できていればどのような学校に合格できるのかなどは見当がつかないでしょう。そういう意味でも、毎週決まった曜日に決まった教科を指導してくれる学習塾に通うことはペースメーカーにもなり有効な手段です。

 

ただ決まったカリキュラムに沿って次々と進んでいくため、理解が難しかった単元があっても立ち止まることはできません。そのような時のために、その苦手な教科については週に1回でも家庭教師を付けると安心でおすすめです。これは塾に+αの習い事が増えるという考えではなく、塾での取りこぼしを拾っていき、塾での学習をスムーズに進めるためのものという考え方です。それにより、苦手科目の勉強がスムーズにできるようになったというのであれば、家庭教師を週にもう1回でも増やすのも一つのやり方ですし、必要がなくなったら家庭教師はお休みにして、また塾だけで学習を進めるというのも一つです。

 

全く同じ実力・能力の生徒は誰一人としていません。それぞれ性格も異なりますから、学習の進め方もそれぞれ違って当然だと思います。全員に当てはまるベストな方法というのはありません。もし、どのような塾が自分の子どもに向いていて、どのような講座を取ることが有効なのかなどわからなければ、勉強だけでなく受験相談もできるプロ家庭教師に相談してみることをおすすめします。

 

 

9.【特別付録】一目瞭然!チャート式でわかるカンタン塾選び!

 

 

最後に、これまでお話した塾選びの内容を簡単なチャート形式にしました。最初の質問から始めて、回答の内容が合って入れば「YES」、違っていれば「NO」を選び、矢印の番号に進んでくださいね。

 

【質問】塾に入るのは何のためですか?

      ↓↓

中学受験をするため(YES→, NO→

 

①未定だが、だいたい志望校は決まっている(YES→, NO→

 

志望している学校の受験に強い塾を複数校選び、無料体験授業に参加してみましょう。

 

③保護者同士の口コミやネット上の評判などから、複数の塾の無料体験授業に参加してみましょう。

 

④いまから高校受験をする準備をさせたい(YES→, NO→

 

⑤学校の成績をあげたい(YES→, NO→

 

受験目的ではない個人塾などがおすすめです。厳しすぎず緩すぎない、それでいて親身になってくれるような塾を探しましょう。

 

⑦最低限、学校の授業についていけるようにさせたい(YES→, NO→

 

近所で評判の個別塾がおすすめです。個人のペースに合わせて、ゆっくりと理解できるまで何度も教えてくれるような環境が望ましいです。

 

⑨まだ何も決まっていない、どうしていいか分からない方は、1人ひとりのお子さまに合った指導ができるプロの家庭教師がおすすめです!ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

 

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浅田ゆうき先生

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