【最新版】洛南高等学校附属中合格への道!2026年入試からみる2027年の対策

  • 2026.03.27
  • 受験情報

 

 

 

 

2026年の中学入試から、今回は洛南高等学校附属中について振り返ります。今年度の受験データを細かく分析各科目の傾向やポイント、2027年の対策等について徹底解説いたします!

 

 

CONTENTS:

 

1. 洛南高附中2026年入試の特徴

 

2. 2026年洛南高附中の入試データ

 

3. 地域別、出願者数・合格者数

 

4. 洛南高附中志願者の受験パターン

 

5. 大手進学塾別合格者数

 

6. 科目別平均点

 

7. 2026年洛南高附中入試からみる科目別の傾向と対策

国語

算数

理科

社会

 

8. まとめ~洛南高附中合格への道~

 

 

1. 洛南高附中2026年入試の特徴

 

洛南高附中は国語・算数・理科の3教科、または国語・算数・理科・社会の4教科受験のどちらかを選ぶことができます。他校によくあるような、4教科受験の場合の際に3教科の点数と比較していい方を評価点としてくれるアラカルト方式ではありません

 

試験時間は国語が60分、算数が70分、理科と社会はそれぞれ45分です。3教科の場合は、国語と算数がそれぞれ150 点、理科が100点の計400 点満点で評価されますが、4教科の場合は、理科と社会を各50点と換算して3教科と同様に400点満点で評価されます。合格判定に3教科、4教科の区別は行っていません。

 

受験日は東大寺学園中と同様に統一受験日から3日目(今年は1月19日)で、統一試験日初日と2日目に灘中甲陽学院中を受験した受験生の併願校として東大寺学園中と二分しています。

 

 

2. 2026年洛南高附中の入試データ

 

(前年比) 

志願者数

受験者数

合格者数

実質倍率〈倍〉

男子629名(+2)

女子273名(-31)

合計 902名(-29)

男子557名(+29)

女子265名 (-25)

合計 822名(+4)

男子205名(+23)

女子 91名(-8)

合計 296名(+15)

男子2.72(-0.18)

女子2.91(-0.02)

合計 2.78(-0.13

 

 

2026年の洛南高附中入試の受験者は、昨年に比べ男子が大きく増加、女子は減少しました。男子の受験者数は、近年で最も多かった2024年よりも多くなり、女子は昨年が近年で最も多い受験者数でしたが、今年は減少し概ね例年並みに落ち着いた印象です。

 

男女合計で受験者数は増加しましたが、合格者数も15名も増加しましたので、実質倍率は下がることになりました。

 

 

3. 地域別、出願者数・合格者数

 

2026年洛南高附中入試で府県別合格者数が多い順に並べたものが下の表です。

 

                     (前年比) <人>

 

志願者数

合格者数

大阪府

296-2

100+3

兵庫県

220-16

78+9

京都府

210-16

66+6

滋賀県

69+7

25+1

奈良県

38+3

7-1

その他

69-5

20-3

 

地域別の合格者数は2024年から2026年まで3年連続で、大阪→兵庫→京都の順でした。大阪府の志願者数はやや減少しましたが、合格者数は3年連続で増加しました。

 

兵庫県の志願者数は3年連続で減少し、合格者数も昨年は大きく減少しましたが今年は増加に転じました。京都府も兵庫と同様に志願者数は減少しましたが、合格者数は昨年の減少から増加に転じました。

 

滋賀県の合格者数は1名だけ増加しましたが、志願者数は2年連続で大きく増加しています。ちなみに2023年は、志願者数・合格者数ともに兵庫県がトップでした。

 

 

4. 洛南高附中志願者の受験パターン

 

洛南高附中志願者の受験日程パターンを表したものが下記の表です。

 

前受け校

・愛光(愛媛)・北嶺(北海道)・岡山白陵(岡山)

1日目

1/17(土)

2日目

1/18(日)

3日目以降

1/19(月)

<午前>
・灘1(兵庫)

・甲陽学院1(兵庫)

・洛星(京都)

・大阪星光(大阪)

・四天王寺(大阪)

・高槻(大阪)

<午後>

・東山(京都)

・明星(大阪)

・帝塚山(奈良)

・金蘭千里(大阪)

・大谷(大阪)

<午前>
・灘2(兵庫)

・甲陽学院2(兵庫)

・東山(京都)

・明星(大阪)

・帝塚山(奈良)

・清風南海(大阪)

・京都女子(京都)

・立命館(京都)

<午後>

・西大和学園(奈良)

・高槻(大阪)

・洛南高附属(京都)

 

【4日目以降(1/20~)】

・東山(京都)

・清風南海(大阪)

・洛星(京都)

・大阪桐蔭(大阪)

・開明(大阪)

 

洛南高附中の受験日は、統一入試日から3日目(今年は1月19日)です。併願パターンは男子と女子で大きく変わります。

 

 

【男子】

 

洛南高附中を志望する男子の統一入試日前の前受け受験として、愛光北嶺岡山白陵などを受験します。統一入試日初日と2日目に、2日間入試の甲陽学院に挑戦する受験生も毎年います。

 

手堅く受験をするなら、初日の午前に洛星大阪星光高槻など、午後に東山明星帝塚山金蘭千里などを受験し、2日目の午前に東山明星帝塚山など、午後に西大和または高槻など受験して3日目の本命洛南高附に臨みます。4日目以降は東山清風南海洛星などが多いようです。

 

 

【女子】

 

女子は、統一入試日までに愛光岡山白陵などを前受け受験し、統一入試日初日の午前に四天王寺または高槻、午後に帝塚山金蘭千里大谷などを受験します。

 

2日目の午前は、帝塚山、清風南海、京都女子、立命館などで、午後は西大和高槻などを受験し、3日目の本命洛南高附に臨みます。4日目以降は清風南海大阪桐蔭開明などを受験するパターンが多いようです。

 

 

5. 大手進学塾別合格者数

 

関西大手進学塾の洛南高附中の2026年度合格者数は多い順に下記の通りでした。

(前年比)<人>

浜学園

希学園

馬渕教室

日能研

成基学園

167(+23)

54(-9)

39(-1)

31(+1)

20(+2)

能開センター

京進

進学館

SAPIX

 

12(+3)

9(+2)

6(-5)

3(+2)

 

 

 

昨年もトップだった浜学園がさらに20名以上増加し、167名という多くの合格者を出しました。2位の希学園、3位の馬渕教室の合格者数が減ったことから、その差も100名以上となり浜学園のトップの座がより盤石なものとなっています。浜学園1強はしばらく変わらないものと思われます。

 

全体として合格者数の順位は、昨年と比較してあまり変化はありませんでした。地元京都の成基学園は、昨年10名以上合格者数が減少しましたが、今年は2名ではあるものの増加に転じています。

 

 

6. 科目別平均点

 

洛南高附中は受験者平均点を算出していないため、合格者平均点最高点、最低点を3科受験者と4科受験者に分けてご紹介します。

                           (前年比)<点>

 

合格者平均

合格者最高点

合格者最低点

国語(3科)

96.2(-5.3)

130(-5)

73(-9)

国語(4科)

100.9(-6.4)

算数(3科)

95.4(+3.7)

144(±0)

48(+6)

算数(4科)

85.3(+6.5)

理科(3科)

67.4(+8.2)

90(±0)

42(+5)

理科(4科)

62.0(+11.5)

社   会

74.0(-2.0)

90(-6)

58(-4)

合計(3科)

259.0(+6.6)

349(-4)

専願221(+22) 

併願260(+10)

合計(4科)

254.1(+4.4)

※国語、算数は各150点、理科、社会は各100点(4教科受験の場合、理科・社会は各50点換算)

 

 

洛南高附中の2026年度入試は、昨年大きく易化した国語がやや難化し、昨年たいへん難度の高かった算数と理科が今年度は易化し、全教科ともに概ね例年並みの難易度だったといえます。

 

 

7. 2026年洛南高附中入試からみる科目別の傾向と対策

 

今年度の洛南高附中入試を参考に、教科ごとの傾向と対策をご紹介します!

 

◆国語

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

60分150点満点の試験で、今年も例年通りの大問3題構成でした。大問1が物語文、大問2が随筆文、大問3が論説文という出題構成も例年通りでした。漢字や知識問題は単問ではなく、大問の中の小問で漢字四字熟語慣用句外来語などが知識問題として出題されています。

 

例年各大問に1~2題の記述解答があり、今年は各大問に1問、字数指定のある記述問題が出題されました。今年は大問1が70字、大問2が50字、大問3が60字の記述解答でした。

 

問題用紙はB5の冊子形式で、今年は23ページと昨年より3ページ増えました。ちなみに、2025年は20ページ、2024年は24ページでした。

 

 

【難易度】

 

洛南高附中の2026年国語入試は、昨年に比べると難化はしましたが、例年と比較するとやや易しい難易度だったと言えます。2022年から2024年の3年間は難度の高い試験でしたが、昨2025年は大きく易化しました。

 

今年はやや易しい難易度でしたが、洛南高附中の国語は難易度の高い年度とそうでない年度があり、年度によって難易度の差があります。過去問などで難度の高い年度の試験にも慣れておくようにしましょう。

 

 

【傾向と対策】

 

今年の国語入試は長文読解3題構成で、各問題で3000字程度の文章を読むことになります。今年度はここ数年で比べると文字数が少ないほうですが、多くの文字数を読まなければならない試験であることに違いはありません。

 

長文読解の文章は昨年、今年とやや読みやすい内容でしたが、2023年や2022年はやや難しい文章でした。過去問を解く際には、実際の試験でどのような難易度の出題があっても大丈夫なように、難度の高かった年度の文章にも慣れておきましょう。

 

洛南高附中の国語は毎年、物語文論説文随筆の出題があるので、どのような文章でも得意不得意なく、スピーディーに読めるように訓練をしておかなければなりません。今年は長文読解の文章量が減りましたが、反動で来年は増える可能性があります。文字数の多かった年度の過去問などで読書スピードをあげるようにしましょう。

 

60という試験時間はオーソドックスですが、洛南高附中の国語はやや小問数が多く、時間的余裕があまりないことも特徴です。今年も60問ほどの小問数で、記述解答なども含まれ、時間を費やすことになったと思われます。

 

漢字や知識問題で時間をかけずに解き進め、記述を含めた難解な問題に時間を使えるように時間配分を考える必要があります。知識問題の出題数は多めで、大問の中の小問として出題されるので、解き進める順序時間配分などを過去問や問題集を活用して対策しておくといいでしょう。

 

 

◆算数

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

70分150点満点の試験で、今年は昨年同様に大問7題小問25問構成でした。2024年は大問8題の小問25問で、概ねボリュームに変わりはありません。

 

問題用紙はB5の冊子形式の14ページですが、片面は計算用紙として使えるように白紙になっていることも多く、ページ数ほどの威圧感はありません。解答用紙は別にあり、解き方を書くスペースはなく、解答のみを書く解答形式です。

 

解答のみの試験なので、当然部分点がもらえません。いくら解き方が正しくても、計算ミスなどで答えが合わなければ1点にもなりませんケアレスミスの許されない試験です。

 

 

【難易度】

 

洛南高附中2026年算数入試は、2025年や2024年よりは易化しましたが、例年と比較するとやや高めの難易度でした。昨年まで3年連続で前年よりも難化していて、特に昨年はたいへん難度の高い試験で、直近10年でも最も難度の高い試験でした。

 

 

【傾向と対策】

 

70という試験時間は、他校に比べるとやや長めですが、問題数が毎年25問と多く高難度なので、時間は足りないくらいと思って取り組んだほうがいいでしょう。

 

今年も昨年と同様に大問1、大問2、大問3は洛南高附中受験者にとっては比較的易しい問題で、後半にいかに時間を残せるかがカギとなりました。

 

大問1は例年計算問題で、塾などで何度も教わった「計算の工夫」が必須となります。それができないと時間ばかりかかって時間が足りなくなります。さまざまな計算問題にも慣れておくようにしましょう。大問1での失点は致命傷になります。

 

計算問題の他に、「平面図形」「立体図形」「場合の数・数論」「速さ」の単元が頻出で、今年度も出題されています。文章題では今年は出題されませんでしたが、「食塩水の濃度」も頻出です。

 

今年も昨年よりは易化したとはいえ、やはり難度の高い試験でした。このような試験では、難問だと思ったら飛ばして後回しにするなど、問題を解き進める順序や問題の取捨選択ができるかどうかも合否を分けるポイントになります。

 

どれが難問でどれが易問なのかは、日々多くの問題演習を重ねておかなければ見分けられません。今年もそうですが、後半の大問であっても小問1や小問2は易しいことがあります。過去問などを含め多くの問題に取り組んでおきましょう。

 

洛南高附中の算数は、解答のみを書く形式です。部分点が見込めないため、小さなケアレスミスが命取りとなります。ケアレスミスの対処法としては、以前掲載しました当ブログの「3.算数でよくあるケアレスミスとその対処法」でご紹介していますのでご参照ください。

           ↓↓

『得点アップにつながる答案用紙の書き方!ケアレスミスをしやすいタイプと対処法

 

 

 

◆理科

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

45分100点満点の試験で、今年も例年通り大問5題構成でした。大問1と大問2が生物、大問3が化学、大問4が地学、大問5が物理分野という出題順も例年通りでした。

 

問題用紙は他教科と同様にB5冊子形式で、今年は20ページ大幅に増えました。昨年は15ページ、例年16~18ページ程度ですので、例年と比べても多いページ数でした。

 

 

【難易度】

 

洛南高附中2026年理科入試は、昨年と比べて大きく易化しました。昨年理系教科に強い3科受験生の合格者平均点でも得点率が6割を下回るほどのたいへん難度の高い試験でしたので、今年は予想通り大きく易化しました。それでもほぼ例年並みの難易度だったと思われます。

 

 

【傾向と対策】

 

最難関中学の理科入試は、物理と化学分野に偏りがあることが多いのですが、洛南高附中は生物分野に偏る傾向があります。それでも難度が高いのはやはり物理と化学分野の問題です。

 

生物分野の2題は、1題が動物、もう1題が植物というパターンがほとんどです。大問3の化学分野は、難易度はさほど高くはありませんが、表やグラフから繁雑な計算を要する問題が出題されたので、それなりに時間を費やしたかと思います。

 

大問5は例年物理分野の「力学」単元からの出題で、今年も「てこ」の単元からやや難度の高い手間のかかる問題でした。大問4までに時間をかけすぎないようにして、大問5にじっくり取り組めるようにする必要があります。洛南高附中の理科と言えば「力学の難問」が特徴です。「力学対策」は必須となります。

 

基本的に洛南高附中の理科の試験は、最後の物理の難問に時間をどれだけ残せるかが重要になります。大問1~大問4までは難度の高い計算問題ばかりでなく、単純な知識問題も多く出題されます。そこで時間をかけすぎずに解き進めていけるように、時間配分など過去問でしっかり対策しておきましょう。

 

 

 

◆社会

 

 

 

 

【試験時間・配点と構成】

 

洛南高附中2026年社会科入試は、例年通り45分100点満点の試験で、出題分野は大問1が歴史、大問2が地理、大問3が公民という構成も例年通りでした。

 

問題用紙は他教科同様にB5の冊子形式で、今年は34ページでした。昨年は29ページだったので大きく増えたようにみえますが、2024年と2023年は35ページだったので、例年並みのページ数に戻ったとも言えます。

 

30ページ以上もの問題用紙と聞くとうんざりするかもしれませんが、問題用紙を開けると社会科らしく図や表、画像なども多いので、ページ数や見た目の冊子の分厚さほどの威圧感は感じないでしょう。それでもそれなりに多くの文字数を読むことに違いはありません。

 

 

【難易度】

 

洛南高附中2026年社会入試は、昨年が比較的易しい試験で、今年はやや難化し概ね例年並みの難易度でした。洛南高附中の社会は年度による難易度のばらつきが少なく、平均すると合格者平均点は75点前後です。今年も74.0点でしたのでほぼ例年並みと言えます。

 

 

【傾向と対策】

 

歴史地理公民の各分野から概ね均等に出題されます。他校では歴史や地理分野に偏った出題が多い傾向にありますが、洛南高附中はやや公民分野の出題が多いのも特徴です。

 

解答形式はほとんど記号選択語句人名の解答となっていますが、毎年1~2問記述解答する問題が出題されています。今年も1問だけ大問1の小問8で20字以内の記述解答がありました。

 

公民分野では今年も含め、毎年のように日本国憲法の条文が出題されているので、対策の必要があります。また時事問題も頻出ですので、日ごろから政治や外交、文化、環境などに興味を持ち、新聞やニュースなどをよく見ておくようにしましょう。

 

社会は比較的点数が取りやすく、50点満点で換算されるので、さほど差がつく教科ではありませんが、合格を勝ち取るためには大事な科目です。4科受験をするなら、社会を苦手科目にしないようしっかりと取り組みましょう。

 

 

8. まとめ~洛南高附中合格への道~

 

 

 

洛南高附中は、日本最古の私立学校綜藝種智院」を起源に持つ、洛南高等学校の附属中学で、毎年東京大学や京都大学、医学部など最難関大学にも多数進学している京都の名門共学校として有名です。

 

学業はもちろん、スポーツもトップクラスの英才教育校としても名高く、最難関中学校と位置付けられている人気校です。最難関校でも受験者数が減少している学校も多い中で、洛南高附中は4年連続で受験者数が増加していて、その人気の高さが表れています。

 

総合進学セミナーには洛南高附中に特化して指導できる講師も多く在籍しています。毎年のように洛南高附中志望の受験生を指導しているため、入試傾向にも精通しています。お子さま1人ひとりの現状を踏まえ、入試までの限られた時間を無駄のない効率的な指導で合格を目指します

 

洛南高附中受験はもちろん、併願校の選定など、中学受験に関するお悩みなどがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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管理栄養士
浅田ゆうき先生

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