速報!京都大学医学部医学科 2名合格‼

無料体験授業お申し込み
お問い合わせ
フォーム

大学別合格対策(医学部)

東京医科大学

  • 一般
  • 共通テスト
  • 推薦

入試の傾向

問題のレベルは、全体として平均的に標準レベルです。ただし、数学の難易度が上がっている傾向にありますので、油断は禁物です。
傾向分析はあくまでも参考にとどめ、別形式での出題にも対応できる力を備えましょう。
どの教科においても全範囲で基礎を固める学習がとても重要となります。特に、苦手なところを補って、自信をもって本番に挑めるようにしてください。

各科目の入試の傾向と対策

外国語
試験時間・点数配分 試験時間:60分  満点:100点
【傾向】 長文と文法を中心とした問題構成が続いていますが、問題量が多いのが特徴。長文も1500字くらいある長めのものですので、時間配分に気を配る必要があります。
発音・アクセント問題、文法等の知識問題、会話文・語句整序問題、長文読解問題2題で、大問5題での出題です。全てマークシート形式。ほとんどが標準レベルの問題です。
長文読解問題は、空所補充・同意語選択の問題と内容一致問題に分かれます。空所補充の際の選択肢が多く、正解を確定するまでの時間をいかに短縮するかが解ける題数を決定するでしょう。
最後の長文読解問題に最も時間を要することになります。特に内容真偽は、文全体を理解できていないと解答できないものが多いので注意が必要です。
発音問題や整序問題、英文法空所補充問題などの基本問題をきっちりと正解するための準備をしてください。
【対策】 問題の構成上、長文読解問題に最も多くの時間が割かれることは必至です。すべてを解ききるには、素早く、正確に英文を理解できる力を備えていなければなりません。
長文では、どんどん読み進めて意味を捉えていく訓練が必要です。パラグラフリーディングやスラッシュ・リーディングなどの手法を用いて、速読力を身に着けてください。
文法・語句整序では、標準問題集で基本的な理解ができていればほぼ応えられるレベルです。ただ、時間をかけずに解くことが重要ポイントなので、時短で正答率を上げることを念頭に学習を進めてください。頻出の英文法・語法を集約した問題集を1冊最後まで理解できれば足りるはずです。
会話表現については、対話文読解問題として内容の把握を問う問題が出題されます。会話文特有のイディオムについても基本的なところはしっかり押さえましょう。
数学
試験時間・点数配分 試験時間:60分 満点:100点
【傾向】 例年、大問4題での構成で、すべてマークシート方式です。微積分が中心となり、かなり広い範囲から出題されます。また、ベクトル、極限、二次曲線、三角関数、対数・指数関数、数列なども頻出分野です。確率や場合の数に関する設問が少ないのが特徴。新課程の目玉の整数、複素数平面は今後の動向次第。
難易度としてはさほど高くはなく、問題文も短めで簡潔にまとめられていて理解しやすいのもメリットでしょう。
ただし、問題量は相当多く、すべてを解ききるにはかなりのスピードが要求されます。1題8問前後の小問集合が大問で2題あり、ほか2題は各1テーマに関する誘導形式での問題です。すべて穴埋め問題ですから、答えをマークしていく上である程度の予想も可能になります。
難易度は教科書傍用問題集レベルから標準的なレベルのものまで、幅広いレベルを網羅しています。抜けが出ないように全分野をまんべんなく学習するように心がけてください。
【対策】 基礎的な力をつける上ではまず、教科書を精読し、理解しましょう。教科書中の定理や公式、解説、図表など、知識が定着するまでしっかり学習することが重要です。教科書傍用の問題集で各単元の例題を繰り返し解いてみる学習法をおすすめします。その後、典型的な定番の問題で理解度を確認するようにしてください。
計算量も相当なボリュームですので、素早く計算処理できる力を身に着け、多くの解法に触れて正確さも備えることが重要です。極限・微分・積分は計算問題集を使って、解法が素早く導出できるように繰り返しチャレンジしましょう。
さらに過去問で実践力を鍛えていきますが、本番の時間配分を想定しながら自分なりのペースをつかむ訓練を積んでください。
どこにどれくらいの時間をかけるかが勝負のカギとなります。解法の導出と計算のトレーニング、応用レベルでの演習を繰り返し、数学的な思考を確かなものにして本番に挑むようにしましょう。
物理
試験時間・点数配分 2科目選択 試験時間:120分 
満点:200点(各100点)
【傾向】 大問5~9題で全範囲から満遍なく出題されます。全問マーク式で選択肢数は6個です。難易度はあまり高くはなく、基礎的な問題が中心です。
物理定数表と三角関数表が与えられ、数値計算を中心に数式、定性的な分析結果の選択問題などが出題されます。数値計算は選択式ですから、有効数字の計算で時短が可能でしょう。
各分野から出題されますが、力学、電磁気学からの出題が多く、次いで熱力学、波動、原子から各1問程度です。
力学からは、水平投射や斜方投射、等加速度直線運動などの各単元から、電磁気学は、振動回路や交流回路に関する問題を中心に標準問題が出されています。他の分野も標準問題がほとんどですから、他の分野もきちんと準備して知識を備えておきましょう。
【対策】 教科書に載っている定義や公式をきちんと理解できているかが、学習を進めるうえでの重要なポイントです。選択式の数値代入問題が多く、数値計算の正確さが求められます。公式の使い方をしっかり理解し、頭の中で整理できるまで繰り返し学習して下さい。
教科書や参考書にある定理と公式を備えることができた段階で、典型問題を数多く解いていきましょう。その中で、知識の補充と修正を試み、確かな知識として定着を図ることが大切です。
公式の素早い導出には、問題文と公式の関連が即座に分かるところまでの理解が必要です。特に数値計算量が多い本校のような試験では、時間内に正確な答えを導くことが求められているため、まずは公式の使い方に重点を置いて学習を進めてください。
問題を解きながら公式の運用方法を丁寧に解説するような参考書を用い、別解などにも触れておくと、問題文と解法との関係がより深く理解できるでしょう。
生物
試験時間・点数配分 2科目選択 試験時間:120分 
満点:200点(各100点)
【傾向】 設問は毎年大問が4題で、全問マーク式解答です。大問1は小問集合の正誤問題、ほか、グラフを含む実験考察等、テーマごとに10問程度の小問で構成されます。
計算問題と実験考察問題を中心に組み立てられているため、計算力のほか、知識と考察の道程を問うものが多いのが特徴。また、グラフや表を基に分析する力が求められており、用語の意味や実験の前提・背景などについては一通り理解したうえで臨むことが望ましいでしょう。
具体的には、遺伝情報の発現、生殖と発生、細胞と分子、代謝、動物の反応と行動などが頻出分野です。複数分野からの小問集合では、基礎的な事項を細かな点まで問われることに特徴があり、正誤問題のレベルとして決して低くはありません。
また、植物分野の問題が発生や遺伝と絡められたり、循環系の問題のなかに分類と絡んだ問題が出されたりと、複数の分野を横断的に問う問題も多く出題されます。

【対策】 標準的知識を正しく備えるために、基本用語を正しく理解し、標準的な考察問題に的を絞って基礎固めを徹底しましょう。
基礎学習としては、教科書以外に導入用の参考書と、図表などでわかりやすく解説されている資料集を各1冊用意してください。教科書にはない用語も資料集などできちんと確認し、単語を覚えながら定義を正確に記憶する学習がおすすめです。
特にボリュームの多い考察問題は、標準レベルのものを数多くあたり、実験の概要と結果について理解を広げることが大切です。
分野をまたぐ問題については、それぞれの知識がどのように繋がっているかを意識しながら学習し、過去問などで具体的なイメージをもつことをおすすめします。
計算問題は、公式を覚えることも大切ですが、その導出過程をきちんと理解し、公式の原理原則を消化するようにしてください。典型問題から逸れた問題にぶつかっても応用が利く知識が備えられます。
化学
試験時間・点数配分 2科目選択 試験時間:120分 
満点:200点(各100点)
【傾向】 大問5問の構成で、すべてマーク式の解答です。理科1科目に60分ほどを充当すると大問1問当たり12分程度しか使えないことになります。
大問1は、理論・無機・有機分野を取り混ぜた混合型の正誤問題です。選択肢は6つですが、一つの説明文が長いので、内容を理解するまでに時間を要します。また、正文選択形式でも正文がない場合もあるので、回答には注意が必要です。
ほか、数値を使った計算問題、反応や現象を性質別に分類させる問題、有機分野の構造決定問題と計算問題、浸透圧の知識を問う問題と計算問題などの形で出題されます。
理論分野は計算問題中心で知識は小問集合に出てきます。無機化学は大問1問での出題が続いていますので、基本的な原理はすべて理解しておくべきでしょう。
有機化学は標準的な構造決定の問題が取り上げられ、高分子は、アミノ酸やタンパク質を中心に天然高分子に関する知識が問われます。
【対策】 教科書をベースに、すべての分野で漏れがないように学習することがポイントです。教科書や教科書解説用の参考書を用いて基本事項を習得し、発展問題、さらにはコラムや実験なども押さえておきましょう。
計算問題が多く有機化合物等の数が多いのが本校の問題の特徴ですから、スピードを上げて解いていくことは当然求められています。その対策としては、標準レベルの問題集を繰り返し解き、化学全体を網羅する学習をすることが大切です。全体的な知識を正確に備え、試験本番で問われる処理能力を高めるようにしましょう。
計算問題は典型的で標準的なものですから、難易度の高い問題に手を付ける必要はありません。素早い処理ができるように、定番の問題を数多く解いて解法を身に着けてください。
過去問演習は、実際の試験を想定して進めていくと、現状の力や弱点もよくわかって有効です。

総合進学セミナーのプロ家庭教師は、東京医科大学の入試に合わせた専門対策で合格への道をサポートします。

医学部に強い!プロ教師による無料体験授業60分
ページトップへ